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あしあと

    第5次宮代町総合計画

    • [初版公開日:]
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    宮代町の未来像 「首都圏でいちばん人が輝く町」

    第5次宮代町総合計画 令和3年度~令和12年度 (前期実行計画 令和3年度~令和7年度)

    宮代町は、都市的に洗練された面と、居心地の良い田園的な面を有しています。この両方の要素を兼ね備えている市町村は、そう多くはありません。都市と田園の絶妙なバランスは「宮代らしさ」を形成しており、これが宮代町の良さであると言えます。

    宮代町はすでに、東京のベッドタウンではなくなっています。宮代町はかつてのように、都心に通勤する人たちのための町ではなく、今では、宮代町に住み、近隣で働く人たちの数も増えています。コンパクトな町の中で行われている活動も、それに取り組んでいる人々も、顔の見える距離にあります。これらは宮代町がセールスポイントとして力を入れていくべき点です。

    次の10年はこうした「宮代らしさ」を価値として高める機会ととらえ、住みたい、住み続けたいと思える町になることを目指します。

     ※計画書購入希望の方はこちらから(別ウインドウで開く)

    第5次宮代町総合計画

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    宮代トウブコフェスティバルで賑わう進修館

    構想1 宮代らしさを価値として高めていく

    東武スカイツリーラインの終点である宮代町は、北関東への入り口であると同時に東京への入り口でもあります。日本工業大学、東武動物公園が立地し、進修館、山崎山、新しい村などの資源は人々を惹きつける魅力にあふれています。わずか16平方キロメートルの中に、宮代町の魅力を高める要素が、ふんだんに詰め込まれています。

    宮代町では建物が低層に建ち並んでいる、空が高い、駅を降りて視野の先に平地林が見えるといった特性があります。また、小生物、鳥などは、私たちの生活が自然とともにあることを実感させてくれます。古利根川や姫宮落川など、大小の河川が流れ、沿うように点在する桜は4000本近くになり、各地域の寺社、教会、地域に今も残る行事は有形無形の魅力を今に伝えています。こうした宮代町の特性は、都会においてはすでに失われ、望んでも手に入らないものです。

    町に住む人も、外から訪れる人も、こうした宮代町の魅力をかけがえのないものとしてともに認識し、未来につむいでいくことで、「宮代らしさ」を価値として高めていくことが大切です。そのためには、町民自身が町の良さを知り、外に伝えていく、ハード事業、ソフト事業問わず、町の施策の一つひとつで、こうした町の良さを意識しながら事業を進めていく必要があります。そして外に向かって、繰り返し丁寧に「宮代らしさ」を伝えていき、「さすが宮代」「なるほど宮代」「やっぱり宮代」と思わせる取り組みを進めていきます。

    方針A 町の原風景を形づくる「農」の資源を活かしていく

    田や畑、雑木林、河川など、町の原風景を形づくる「農」の資源は人が自然に手を入れることによって作られてきました。こうして、宮代町では農村集落を中心に里山的な風景が形成されています。こうした地域資源を農業だけでなく、観光や環境、教育、福祉など、さまざまな分野で活かすことで、町の取り組みの魅力や価値、独自性を高めていきます。
    実行計画事業
    事業名概要5年間の成果目標
    西原自然の森活用事業(里山体験事業編)山崎山で市民団体とともに培った、事業や活動のノウハウと経験を活かし、西原自然の森においても、自然の魅力や大切さを知る体験事業や保全事業を市民とともに実施します。これにより、町の自然を守り育て、その魅力を発信する人材を生み出します。

    新規ボランティアスタッフの確保 10人以上

    里山体験イベントの実施 年3回以上、参加者100人以上

    西原自然の森活用事業(移築民家活用編)福祉拠点として再整備される旧ふれ愛センターとともに西原自然の森の魅力を高めるため、「旧加藤家」「旧齋藤家」「旧進修館」を古い建物の特性を生かした美術作品の展示や音楽活動などの文化活動や体験講座、地域活動ができる場所とします。
    新たな仕組みに基づく新規事業 年3回以上
    新しい村魅力アップ事業「新しい村」を整備してから約20年。直売施設の増加やインターネット販売の普及など取り巻く状況も大きく変わりました。着地型観光という視点も含めて、調査・分析を行い、「新しい村」の魅力を高める計画を策定し、「新しい村」をより魅力的な空間へと変えていきます。
    新しい村魅力アッププランの策定
    集落で支えあう営農事業農業を次世代の担い手にとって魅力ある産業としていくために、農業生産の効率化・省力化を図るとともに、農地集積化を推進し、農作業環境の向上を図ります。

    宮東・中島地区における20ha以上の農地集積化と基盤整備(100%)

    宮代農業人材育成事業就農希望者のための実践的な研修環境を整え、将来の宮代農業を支える骨太な若手農業者を育成します。
    新規就農者の確保 5人以上

    方針B 東武動物公園駅西口エリアの魅力を高めていく

    東武動物公園駅西口周辺には、進修館、笠原小学校、新しい村、東武動物公園などが、狭い範囲の中に点在しています。町の玄関口であるこのエリアには町の外から多くの皆さんが訪れます。このエリアを「線と面」で考え、整備し、賑わいを演出することで、他の自治体とは違う「宮代らしさ」を展開していきます。
    実行計画事業
    事業名概要5年間の成果目標
    東武動物公園駅西口わくわくロード事業駅から東武動物公園、新しい村までを、町民・観光客・事業者と共にアイデアを出し合いながら、歩いて楽しく、わくわくするような道に整備し、西口エリアの価値を高めます。あわせて、駅西口区画整理エリアの土地活用を促進します。
    東武動物公園駅西口わくわくロードの完成(100%)
    まちなかどこでもミュージアム事業既存施設や飲食店など、気軽に美術作品の展示や小さな演奏会ができるスペースを募集し、まちなかにおける作品展や音楽会の開催を促します。このことで地域の人材を発掘し、地域に人々の集まる新しい場所を生み出します。 
    飲食店等やアーティストが主体となった(仮称)アートウィークの開催 年1回以上

    方針C 宮代を発信していく

    改めて町に目を向け、深く知ることで、今まであたりまえだった景色や出来事、知らなかった地域の取り組み、気がつかなかった町の魅力が見えてきます。同じ魅力に共感する仲間もいます。町を知り、町を伝える、そして町の魅力を自慢し、宮代を発信していきます。
    実行計画事業
    事業名概要5年間の成果目標
    みやしろズームアッププロジェクト町の魅力の情報発信力向上を図るため、地元の魅力を再発見し、掘り下げ、自らの言葉で発信する人材を生み出します。
    地域特派員 10人
    西原自然の森活用事業(里山体験事業編)※再掲山崎山で市民団体とともに培った、事業や活動のノウハウと経験を活かし、西原自然の森においても、自然の魅力や大切さを知る体験事業や保全事業を市民とともに実施します。これにより、町の自然を守り育て、その魅力を発信する人材を生み出します。

    新規ボランティアスタッフの確保 10人以上

    里山体験イベントの実施 年3回以上、参加者100人以上

    西原自然の森活用事業(移築民家活用編)※再掲福祉拠点として再整備される旧ふれ愛センターとともに西原自然の森の魅力を高めるため、「旧加藤家」「旧齋藤家」「旧進修館」を古い建物の特性を生かした美術作品の展示や音楽活動などの文化活動や体験講座、地域活動ができる場所とします。
    新たな仕組みに基づく新規事業 年3回以上
    新しい村で竹アートを楽しむ人たち

    構想2 コンパクトな町の強みを活かす

    町域が狭く、その中心を鉄道が縦断しているということや、過去においてコンパクト化を志向してきたということもあり、他の自治体が望んでいるコンパクトシティの姿が、すでに宮代町にはあります。こうした宮代町の特性は高齢化社会の中においてはプラスに働きます。コンパクトなまちは比較的「顔が見える関係」を築きやすく、住民と住民、生産者と消費者、店舗と顧客など、顔が見える関係を広げ、深めていくことができ、安心や安全、地域経済における好循環をもたらすことができます。

    しかし、これからの10年はさらなる高齢化に突入する10年でもあり、「今まではそうだった」では、済まなくなってきています。人々が生活する範囲も今までよりも狭まってきます。進修館に出てきて何かをする、というのが出来にくくなります。それよりもむしろ、地域の集会所や公民館で活動する機会が増えてくることになります。人々の足は進修館や役場から遠のき、自らが生活する半径200メートル程の世界に孤立してしまいます。

    こうした皆さんが行政に対する関心や興味を失ってしまい、あきらめに近い気持ちを持つようになってはいけません。行政の目が届かなくなってしまう人々が出現しないようにしなければなりません。地域ごとの地域交流サロンにより、地域の皆さんが交流できる場、を行政が支援する、ということから一歩踏み出し、行政が役場という「本丸」を出て、地域コミュニティをサポートし、町民との共同作業ができる素地を作ることも必要になってきます。このことで、コンパクトな町の強みを活かしていきます。

    方針D 歩きたくなる「まちなか」をつくる

    和戸駅、姫宮駅、東武動物公園駅を核として過去に整備された市街地は少子・高齢化などにより、生活圏に求められているものも変化していることから、ハード、ソフト両面で、魅力を高めるための行動が必要です。地域の活性化にとって、多様な人々の出会いや交流は欠かせません。芝生やカフェ、椅子のある歩道や公園、オープンカフェ、いろいろな使い方ができる空間など、ゆるやかなつながりでコミュニティが生まれる居場所などにより、居心地の良い「まちなか」を創ります。
    実行計画事業
    事業名概要5年間の成果目標
    遊休資源活用プロデュース事業官・民を問わず、それぞれが所有する土地や施設などの遊休資源と人・団体等を結びつけ、町のさまざまな場所での活動の拠点づくりを行います。提案に対する場所の募集と場所に対する提案の募集の2つを柱として行います。
    活用実績 10件
    岸辺遊歩道整備事業備前堀川等において、自治会や地域の関係団体などと共にアイデアを出し合い、地域に親しまれ愛される遊歩道や水辺を整備します。

    公園・遊歩道の整備 満足度50%

    ※住民意識調査 令和元年度43.6%

    地域のオリジナルパークをつくろう!身近な街区公園等を一律に“児童公園”として位置付けるのではなく、人々のライフスタイルに合わせて、それぞれが特色のある“場”となるように再整備し、地域の人が集まる憩いの場(青空カフェ、移動販売、健康づくりパークなど)を地域の皆さんとともにつくりあげます。
    公園の整備 2か所
    東武動物公園駅西口わくわくロード事業※再掲駅から東武動物公園、新しい村までを、町民・観光客・事業者と共にアイデアを出し合いながら、歩いて楽しく、わくわくするような道に整備し、西口エリアの価値を高めます。あわせて、駅西口区画整理エリアの土地活用を促進します。
    東武動物公園駅西口わくわくロードの完成(100%)

    方針E 日々の生活のアクセス性を高める

    高齢者を中心として移動手段は自家用車から他の手段に変わってきており、遠くへの移動、そのものが困難な方も増えていきます。この変化に取り残される人が出ないような支援を行います。また、広域的な医療や防災力向上の視点から隣接する市町へのアクセス性の向上につとめます。
    実行計画事業
    事業名概要5年間の成果目標
    宮代型デマンド交通事業循環バスのルートでないエリアや身体的な理由で循環バスが利用できない方の交通需要に対応するため、宮代町の地勢や特性に合ったデマンド交通を導入します。

    高齢者が外出を控えている理由「交通手段がない」10%以下

    ※介護予防・日常生活圏域ニーズ調査 令和元年度15.8%

    広域道路ネットワークの整備(都市計画道路整備)利便性の高い近隣市町への広域道路ネットワーク構築のため、都市計画マスタープランに基づく都市計画事業整備計画において優先順位を定め、計画的な整備を進めます。

    (都)春日部久喜線(町道第12号線)の整備完了

    (都)春日部久喜線(町道第252号線)の都市計画決定

    東武動物公園駅東口にぎわいロード事業駅東口の地域の魅力とアクセス性を向上させるため、駅前広場や都市計画道路を一体的に整備し、他自治体と広域的につながるターミナルとしての機能を高めます。

    東武動物公園駅東口駅前広場の完成(100%)

    東武動物公園駅東口通り線の完成(100%)

    和戸駅周辺活性化事業都市計画道路国納橋通り線や都市計画道路万願寺橋通り線の整備に合わせて、産業系土地利用を検討し、民間企業の立地誘導による地域の活性化を促進します。

    土地利用・事業手法の決定

    事業区域の決定

    姫宮駅西側周辺活性化事業北春日部方面への都市計画道路の整備に合わせて、産業系土地利用を検討し、民間企業の立地誘導による地域の活性化を促進します。
    (都)春日部久喜線(町道第252号線)の都市計画決定
    地域の力となる地区コミュニティセンター事業地域コミュニティや地区・自治会のサポートをする地区担当者を配置します。また、その拠点として、既存の施設を(仮称)地区コミュニティセンターとして活用し、新たなつながりが生まれる場、地域における自治会活動や市民活動をサポートする場とします。
    地区コミュニティセンターの開設 2か所

    方針F 顔が見える地域経済をつくる

    大量生産、大量消費経済による「顔が見えない経済」から「顔が見える地域経済」へ意識を変えることで、お金も人も地域の中で循環させることができます。人口減少社会を見すえて、地域密着、地域主体の経済づくりを進めていきます。
    実行計画事業
    事業名概要5年間の成果目標
    小商いからはじめようチャレンジショップ推進事業宮代町での起業を促進するため、空き店舗や公共施設の空きスペース等をチャレンジショップとして、起業志望者に提供する仕組みづくりを行います。また、複数店が連続して空き店舗となったエリアについては、貸主などと連携して、特色のあるエリアの形成を促します。
    町の支援策を利用した起業者 15人以上
    身近な場所で子育てサロン事業子育て中の方が孤立しないように、身近な飲食店や集会所等で地域の皆さんが実施する地域子育てサロンの開設・運営をサポートします。
    地域主体の子育てサロンの運営 3か所以上
    満開の桜と東武動物公園

    構想3 さまざまな活動や主体を生み出す

    人口減少・高齢化社会に対応するためには、かつて例のない、あるいは予測できないような社会変化にも対応していかなければなりません。そのためには、行政が旗ふりをして住民を組織するという、かつてのモデルではなく、町民自らが足元の課題に気づき、意思をもって解決していくことが重要になってきます。町が行政課題を的確に捉え、目の前の問題を解決していくのと同じぐらい、あるいは、それ以上に、町民が自らの意思によって社会的な課題を解決することは大きな意義を持ちます。町民が主役になって行動を始めてこそ、町は大きく変わっていきます。

    そのためには、ある一時に行政が目的をもって市民活動の発生を促すというよりも、その時々の社会情勢や、地域課題に対応した町民による活動が自発的、自然発生的に生まれる、そういう町になる必要があります。市民活動や地域活動に取り組む団体は、その分野における専門家集団でもあります。町民が地域の課題や将来に興味を持ち、共に学び、実践することを繰り返す、こうした共通の場、オープンな仕組みを、10年後を見すえて町が用意することも求められています。

    一方で民間企業が本業を通して地域貢献を行うという考え方が定着しつつあり、公共的な課題を解決し、持続可能な公共サービスを提供するためには従来の発想や固定概念にとらわれずに、あらゆる分野で行政と民間企業の連携を進める「官民連携」手法を取り入れていくことも必要です。また、公共施設だけでなく、空き家、空き店舗などの点在する遊休スペースや街区公園を有効に使い、さまざまな活動の場に生まれ変わることを視野に入れていきます。

    方針G 地域に人々が集まる場を生み出す

    気軽に通える、誰かと会って話ができるなど、地域の中でさまざまな人々が集まる場は、安心や安全をもたらすと同時に、新たな知恵や活動が生まれるキッカケの場でもあります。活動内容や規模の大小、世代にかかわらず、交流し、触発し合うことで多様性のある地域づくりを進めることを支援します。
    実行計画事業
    事業名概要5年間の成果目標
    地域のみんなでこどもたちの居場所づくり事業子どもが孤立しないための居場所づくりを行う人や活動を応援し、地域の人々が主体となった取り組みを広げます。また、学校に通えない児童生徒のために学外の場を整備し、心の居場所や学びの機会を提供します。

    子どもの居場所づくり活動 3か所以上

    子どもの居場所づくり活動のネットワークの構築

    常設の教育支援センター(適応指導教室)の設置

    まちなかどこでもミュージアム事業※再掲既存施設や飲食店など、気軽に美術作品の展示や小さな演奏会ができるスペースを募集し、まちなかにおける作品展や音楽会の開催を促します。このことで地域の人材を発掘し、地域に人々の集まる新しい場所を生み出します。 
    飲食店等やアーティストが主体となった(仮称)アートウィークの開催 年1回以上
    地域の力となる地区コミュニティセンター事業※再掲

    地域コミュニティや地区・自治会のサポートをする地区担当者を配置します。また、その拠点として、既存の施設を(仮称)地区コミュニティセンターとして活用し、新たなつながりが生まれる場、地域における自治会活動や市民活動をサポートする場とします。

    地区コミュニティセンターの開設 2か所
    身近な場所で子育てサロン事業※再掲

    子育て中の方が孤立しないように、身近な飲食店や集会所等で地域の皆さんが実施する地域子育てサロンの開設・運営をサポートします。

    地域主体の子育てサロンの運営 3か所以上

    方針H 活動が生まれる「学び舎(学びのプラットフォーム) 」づくり

    今まで、それぞれの時代ごとに新しい活動が生まれ、地域のさまざまな課題を解決してきました。これからも、その時々の課題や時代の要請に柔軟に応えるためには、町民の中からこうした気運や活動が生まれてくる必要があります。参加者が集まり、活動が生まれる「学び舎(学びのプラットフォーム)」づくりを進めます。
    実行計画事業
    事業名概要5年間の成果目標
    進修館オープンカレッジ地域づくりを担う人材やグループを生み出すため、さまざまな世代が定例的に集まり、地域の課題ややりたいことなどを語り合う場を設けます。さまざまな学び合いや実験的な取り組みを生み出し、参加者同士が触発される場とします。
    新たなグループ 10団体
    おかえりなさい!地域デビュー事業定年を迎えた世代が今までつながりが希薄であった地域で生き生きと活躍するため、地域デビューのきっかけづくりとなるイベントやワークショップなどを開催します。
    地域活動を始めた人 100人
    西原自然の森活用事業(新たな福祉の拠点づくり編)再整備される旧ふれ愛センターを拠点に、社会福祉協議会と連携して、今日的な社会課題に対応したセミナーやイベントを開催し、ボランティアの裾野を広げます。ワークショップや交流会など、福祉団体同士が連携するきっかけとなるプラットホームづくりも支援します。

    ボランティアの育成 50人以上

    福祉推進員の確保 30人以上

    福祉団体の連絡ネットワークの発足

    若い世代の健康づくり促進事業

    生涯を通じて健康で活気ある日々を過ごすためには、若いうちから健康に対する意識をもつことが大切です。若い世代(20代~40代)の健康への関心を高めるため、オンラインによる教室や相談などライフスタイルに合わせたアプローチをします。

    20代~40代で健康づくりに取り組んでいる人の割合 令和3年度アンケート調査から10%増
    人権・平和推進事業

    互いに人権を尊重しあい、真に豊かな安心して暮らしていける社会を実現するため、人権や平和に関する啓発活動を実施します。

    人権・平和に関する啓発事業に参加した市民の意識・関心が向上した割合 80%

    方針I 町の中のキープレイヤー同士で連携する

    町の中のキープレイヤー同士が個別に連携するだけでなく、町、東武鉄道、東武動物公園、日本工業大学、民間セクター、NPO法人などが連帯して「チームみやしろ」により一体となって宮代の魅力を高めていきます。
    実行計画事業
    事業名概要5年間の成果目標
    チームみやしろ会議東武動物公園駅西口周辺エリアを対象に、東武動物公園や日本工業大学などのキープレイヤー同士が連携する組織を設立し、地域のブランド力向上やイメージアップを図ります。
    チームみやしろ会議をきっかけとした新たな活動の誕生 年3件

    方針J 町の中の遊休スペースを効果的に活用する

    人口構造や社会環境の変化にともない、今まではよく使われていた場所も、今では使われていないといったことがあります。役割や機能を変えることで、使う人も変わり、使いようがなかった場所や空間も宝になります。地域に役立つものに変えていきます。
    実行計画事業
    事業名概要5年間の成果目標
    遊休資源活用プロデュース事業※再掲官・民を問わず、それぞれが所有する土地や施設などの遊休資源と人・団体等を結びつけ、町のさまざまな場所での活動の拠点づくりを行います。提案に対する場所の募集と場所に対する提案の募集の2つを柱として行います。
    活用実績 10件
    地域のオリジナルパークをつくろう!※再掲身近な街区公園等を一律に“児童公園”として位置付けるのではなく、人々のライフスタイルに合わせて、それぞれが特色のある“場”となるように再整備し、地域の人が集まる憩いの場(青空カフェ、移動販売、健康づくりパークなど)を地域の皆さんとともにつくりあげます。
    公園の整備 2か所
    マルシェの様子

    構想4 社会環境の変化に対応し行政運営を変化させ続ける

    宮代町は平成17年度に策定した「公共改革プログラム」において、町を創り、動かしていくのは行政だけでなく、それ以外の主体、NPOや市民グループ、民間企業もそれぞれに公共的な役割を果たしていくことが可能であるということを示しました。「行政改革」ではなく「公共改革」としたのは、こうした理由によります。そして、改革目標として「前例にとらわれない効率的な行政」「多様な主体による公共の運営」「財政運営と財政基盤の強化」を掲げました。こうした考え方の骨子そのものは、現在も変わるものではありません。

    しかし、目の前にある社会的課題は、時の流れとともに、刻々と変化しています。新しいと思われた考えや仕組みは、いつかは時代遅れとなり、当たり前と思われていたことも、当たり前ではなくなってきています。前例踏襲や慣例にとらわれず新しい一歩を踏み出すためには常に行政も変わっていかなければなりません。また、町の取り組むべき課題は、子育て支援、高齢者の居場所づくりなどさまざまな世代に及んでいます。地域コミュニティ、公共施設のあり方、地域福祉、定住促進など、一つの分野だけで完結することはなく、相互に関連しあいながら課題を解決していくことが求められています。こうしたことを念頭に行政は変化し続けていく必要があります。

    方針K 縦割りから横断的行政運営へ

    社会課題が複雑化するに従って、行政の一部署だけでは解決が難しくなってきており、縦割りのままの行政組織では時代の変化についていくことが難しくなってきています。「官民連携の場」「横串になる組織」「即応できる機動力のある組織」により横断的な行政運営ができるような体制を整えます。
    実行計画事業
    事業名概要5年間の成果目標
    西原自然の森活用事業(新たな福祉の拠点づくり編)※再掲再整備される旧ふれ愛センターを拠点に、社会福祉協議会と連携して、今日的な社会課題に対応したセミナーやイベントを開催し、ボランティアの裾野を広げます。ワークショップや交流会など、福祉団体同士が連携するきっかけとなるプラットホームづくりも支援します。

    ボランティアの育成 50人以上

    福祉推進員の確保 30人以上

    福祉団体の連絡ネットワークの発足

    チームみやしろ会議※再掲東武動物公園駅西口周辺エリアを対象に、東武動物公園や日本工業大学などのキープレイヤー同士が連携する組織を設立し、地域のブランド力向上やイメージアップを図ります。
    チームみやしろ会議をきっかけとした新たな活動の誕生 年3件
    みんなで備える防災力強化促進事業

    現実に起こりうる災害を想定し、行政、消防団はもとより、自主防災組織、学校等の関係団体とともに、実際の避難行動の一連の流れを体験する防災訓練を実施し、防災力を強化します。

    自主防災会訓練実施率 100%

    我が家の避難計画「マイ・タイムライン」の作成率 50%

    方針L 多様な主体による公共の運営

    公共サービスの運営には、町民や民間の組織などの多様な主体がかかわることで、より生活者目線で民間的なノウハウや即応性を発揮できるものもあり、官がすべてを独占するのではなく、「官」か「民」かだけではなく、「官」と「民」が連携する、という視点も必要です。どちらも主役であるという視点で公共運営を進めていきます。
    実行計画事業
    事業名概要5年間の成果目標
    高齢者困りごとサポート隊事業買い物や電球交換など高齢者の日常生活のちょっとした困りごとをサポートする地域内の助け合い活動の組織化を支援し、広げていきます。
    新たな助け合い活動を実施するグループ 5団体以上
    日工大サイエンスプロジェクト小中学校の理科の授業において、大学の施設や設備を使った専門家による科学体験を通して、子どもたちが興味をもって、自ら学ぶプロジェクトを始動します。
    理科が好きという児童生徒 80%以上(アンケート調査)
    地域のみんなでこどもたちの居場所づくり事業※再掲

    子どもが孤立しないための居場所づくりを行う人や活動を応援し、地域の人々が主体となった取り組みを広げます。また、学校に通えない児童生徒のために学外の場を整備し、心の居場所や学びの機会を提供します。

    子どもの居場所づくり活動 3か所以上

    子どもの居場所づくり活動のネットワークの構築

    常設の教育支援センター(適応指導教室)の設置

    方針M 今後求められる機能を核とした公共施設の再編

    公共施設は建設後数十年がたち、当初とは時代背景も人口構造も変化しています。建て替えにあたって重要なのは、建物そのものではなく、建物の機能、そこで行われている活動であるという視点です。同じ発想で建て替えるのではなく、施設の複合化や既存施設の利用転換などにより、その機能を維持できないか、あるいは新たに生まれた課題に対応できないかなど、総合的に考え公共施設の再編を進めていきます。
    実行計画事業
    事業名概要5年間の成果目標
    公共施設マネジメント計画2.0平成23年11月に策定した公共施設マネジメント計画から10年。新たなマネジメント計画をつくり今後の公共施設のあり方、施設の機能転換など、中期的なビジョンを定めます。
    公共施設マネジメント計画2.0の策定
    宮代町立小中学校適正配置事業社会の変化に対応した最良な教育環境を子どもたちに提供するために、小中学校の適正な配置を進めていきます。

    審議会の答申を踏まえた小中学校の適正配置計画の再検討及び見直し

    見直し後の小中学校の適正配置計画に基づく取組の実施

    宮代町役場庁舎

    お問い合わせ

    宮代町役場企画財政課対話のまちづくり推進担当

    電話: 0480-34-1111(代表)内線214(2階11番窓口)

    ファックス: 0480-34-7820

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