「あなたとつくる 認知症カフェボランティア講座」開催しました
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開催概要
令和6年11月22日(金)福祉交流館すてっぷ宮代にて、作業療法士の吉川亮平(よしかわりょうへい)氏と地域包括支援センター職員で保健師の箕輪優祐(みのわゆうすけ)氏を講師に、認知症に関する講義と講師の2人が運営する認知症カフェでのボランティア募集のPRを行いました。
講義内容
認知症に関する現状や具体的な対応方法等を医学的知識や講師それぞれの経験を交えて話していただきました。
特に印象的だったのは、病院で勤めていた時の経験談です。認知症のある人が大腿骨の骨折で入院してきました。手術前、病院内をフラフラ歩いていたので声をかけたところ、骨折しているはずなのに「痛くない」という返答が・・・。そして、手術後にリハビリのために伺ったところ、「痛いから触らないで!」という話がありました。その時々で話を合わせたり、逆に話題を変えることで寄り添い方を学んでいったそうです。
また、認知症カフェがどういう場所なのかを知ってもらうために作成した紹介動画を見てもらいました。
最後に、カフェの中で自分ができることを考えてもらい、各グループで話し合いました。
受講者からは、今までの認知症の方に対するイメージが変わって、自分なりにできることを探してみようという前向きな意見がありました。
講師へのインタビュー
(吉川亮平氏)
認知症を知らない方にとって「変な病気」「よくないもの」など、マイナスイメージがあれば、その気持ちを払拭したいという気持ちで講座に臨みました。参加者の皆さんからは、私たちの想像を超える反応があり、参加前と後では明らかに表情に変化がありました。
認知症に関わるボランティアがあればという質問に、今後お手伝いをしてみたいという返事があり、関心の高さを実感しました。
(箕輪優祐氏)
認知症は本人の自覚が無く進行することが多く、受診した時には症状が進んでいたという事も少なくありません。認知症かもしれないと不安だけど、相談先や受診先はどこへ行ったらいいのかわからないなど、ご本人やご家族でお困りのことがありましたら、些細なことでも構いませんので地域包括支援センターもみの木(0480-38-6155)へご相談ください。
認知症カフェ(オレンジカフェ)とは
認知症カフェは、認知症の人やその家族、医療や介護の専門職、地域の人など、誰もが気軽に参加できる「つどいの場」です。
活動の内容はさまざまですが、認知症の人やその家族どうしが情報交換するだけでなく、医療や介護の専門職に相談ができ、地域の人との交流の場になっています。
開催情報
日時 毎月第3金曜日 午前9時30分~11時30分まで
場所 地域包括支援センターもみの木
認知症サポーター養成講座を開催するには
認知症サポーター養成講座を開催したいときはコチラをご覧ください。
お問い合わせ
宮代町役場健康介護課高齢者支援担当
電話: 0480-34-1111(代表)内線382、383、384(1階6番窓口)
ファックス: 0480-34-3396
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