令和4年 秋 介護予防リーダー等ステップアップ勉強会を開催しました
- [初版公開日:]
- [更新日:]
- ID:20745
令和4年11月11日(金)、14日(月)、17日(木)の3日間進修館小ホールで、地域において交流サロンや介護予防・健康づくりの活動をしている方を対象とした介護予防リーダー等ステップアップ勉強会を開催しました。この勉強会では、地域に広めていただきたい内容の情報を提供しており、連日多くの方にご参加をいただき、大盛況でした。

当日の様子

健康チェックブースの様子
アンケートの回答で参加できる健康チェックのブースでは血管の弾力性を図る「血管年齢測定」と、手のひらをかざすだけで野菜の摂取レベルのわかる「べジチェック」を行っていました。

認知症講座の様子
前半の講義では明治安田生命の講師を招き、認知症予防講座と思い出ノートを使用した回想法のグループワークを行いました。
講義では、認知症の原因や症状などについて簡単に説明した後、認知症予防の方法の一つとして回想法が紹介されました。自分の過去を話したり、書いたりすることは精神の安定につながり、認知機能の改善がみられ、生活意欲が回復するなどの効果が期待されます。回想法は認知症予防の一つとして注目を集めているそうです。
グループワークでは、まず、思い出ノートに自分の過去を書き込んでいき、この後グループで話し合いました。特に、小学校時代の思い出については、給食が脱脂粉乳だったことや、修学旅行で夜行列車に乗ったことなど、共通の話題も多く盛り上がりました。また、県外から宮代町にいらした方からは、たとえば、雪深い地方での通学の様子など、興味深いお話が伺えました。戦時中に小学校生活を送られた方もいらして、時代の違いも感じられ、お互いの話に真剣に耳を傾けていました。

介護予防体操の様子
後半の介護予防体操では、地域に取り入れやすく、介護予防に効果が高い体操として、「生活筋力向上®ゆっくりプログラム」が紹介されました。筋トレと有酸素運動をあわせたサーキットトレーニングで、ゆっくり動くことで持久力をつけ、疲れにくい体づくりを行います。
筋トレは筋肉が伸び縮みすることで血流をよくし、しなやかな動きを作ります。有酸素運動は呼吸が弾むぐらいの運動をすることで心肺機能を強化します。「生活筋力向上®ゆっくりプログラム」では、この二つを一緒に行うので、相乗効果でより動ける体づくりができます。
ゆっくりとした足踏み20回、の合間に筋トレを実施する簡単で覚えやすいプログラムで、しかも効果的とあって、皆さん、地域に持ち帰って実施するために、真剣でした。
講座後には、実際に地域のサークルで実施してみたという声が寄せられています。

介護予防リーダー等が活躍している団体
お問い合わせ
宮代町役場健康介護課高齢者支援担当
電話: 0480-34-1111(代表)内線382、383、384(1階6番窓口)
ファックス: 0480-34-3396
電話番号のかけ間違いにご注意ください!