防災・防犯マスターが誕生しました！

町では、地域での防災及び防犯力向上を目的として、平成26年7月から12月までの半年間で、宮代町防災・防犯マスター講座を開催しました。本講座は、昨年度まで実施していた「自主防災組織リーダ養成講座」と「自主防犯組織リーダー養成講座」を一つの講座にしたもので、今年度からの新たな取組となります。スタートの26年度は10名の方に参加していただき、9名の方がマスターとして認定されました。

講義では、防災分野として「宮代町に想定される災害の影響、自主防災組織について、家具等の固定、ハイゼックス炊飯袋による炊出し、災害クロスロードゲーム、防災講演会」を実施しました。また、宮代町地域防災訓練に参加していただくことで、地域の防災訓練では経験することのできない訓練を通し、防災に対する意識の向上を図ることができました。
講演会では、実際に被災地でさまざまな問題に直面してきた方のお話を聞くことで、災害時の対策や避難所の運営などが他人事ではないと痛感する機会となりました。

防犯分野としては「杉戸警察署生活安全課長による犯罪の発生傾向と対策についての講義、防犯マップの作成、NPO法人埼玉県防犯防災相談センターによる住まいの防犯対策」を実施しました。警察の方や防犯のプロの方からお話を聞くことで、自宅の防犯対策や地域での防犯対策の重要性について学ぶことができました。また、机上での講義だけではなく実際に町を歩いてマップを作成するなど、大変有意義な時間となりました。

全講義終了後、榎本町長から認定書が授与され、今年度9名のマスターが誕生しました。本講義では地区の異なる皆さんが一緒に受講することにより、防災・防犯面だけでなくさまざまな情報交換の場となります。町では地域の防災及び防犯力向上のため毎年このような講座を開催していますので、ぜひご参加ください。