“エン”を楽しむ音楽祭－MIYASHIRO MUSIC PARK－アーティストメッセージ

宮代町のお隣、白岡市出身の中村郁実です。

宮代町には一軒、ライブハウス（Art Lodge [Mojo:Moja]）があります。
皆様、ご存知でしょうか。
Art Lodge [Mojo:Moja]は2020年に越谷から移転してきました。

ライブに出演するために遠出するのは当然のことでしたが、自転車で、なんなら歩いてだって行ける距離にライブハウスがある、というのは不思議なもので、出演する度にMCで「よくぞこんなところまで」などと暴言を吐いております。

嬉しいんです。地元で歌えることって。

みやしろ芸術祭への出演は2度目ですが、前回よりも沢山歌わせてもらえるとのことで、わくわくしております。
隣町から来る偽地元民ですが、音楽は悪くないはずですので、足を運んでいただけたら嬉しい限りでございます。

11/23(日)進修館大ホール、ご来場を心よりお待ちしております。

シンガーソングライター
中村郁実（別ウインドウで開く）

こんにちは。宮代町出身の僕は、このバンドで作詞と作曲を担当しています。まずは、こうしてゲストとして招待していただき、ありがとうございます。

悪口を言いたいわけではないんですが、都会と比べると、この町には刺激的なものはあまり多くありません。遊ぶにしても、自分で見つける必要があります。

神社で虫取りをしたり、川でぼーっと釣りをしたり。この町を離れてみて思うのは、宮代町は「ずっと夏休みみたいな場所」だったなということです。

両親と田植え体験をしたり、橋の下で野良猫を育てたり、深夜に友達と待ち合わせして流星群を見に行ったり。自発的に動かないと何もないからこそ、空想に耽ったり、本当に好きなものを見つけることもできます。

町の図書館では名作と呼ばれる映画や音楽を片っ端から鑑賞しました。高校生になって自分でお金を稼げるようになってからは、毎日のように自転車で往復1時間かけてレンタルビデオ屋に通っていました。

大人になって、大好きな映画監督の主題歌を作曲できたことは、あの頃の自分に自慢できることかもしれません。

分断を煽る言葉や、単純化された差別が増えている今だからこそ、今、想像力が一番必要とされていると思います。

そして宮代町は、その想像力を育てるにはぴったりの町です。
何もないからこそ、自分次第で知見はどんどん広がっていきます。
どんとこい想像力。

人を思いやって、助け合えて。
これからも、そんな人間がこの町から巣立っていってほしいなと思います。
そして、そんな宮代町が、これからも変わらずにいてくれることを願っています。

もし何か協力できることがあれば、今後ともお手伝いさせてください。

どこにも真似できない「夏休み」を、これからも続けましょう。

Ring Ring Lonely Rollss（別ウインドウで開く）
大坂元紀

宮代町制70周年イベントへの出演。
故郷で演奏をしたいという夢がついに叶います。

小さい頃から音楽が大好きだったけれど、記憶にある音楽体験のほとんどは、町の外でした。
幼い私は、それがとても寂しく感じていました。

今回の会場である進修館は、「世界のどこにもない場所」をイメージして造られたそうです。
11月23日に集まるアーティストの皆様も、きっと同じように「今までにありそうでなかったもの」を追求しているのではないでしょうか。

そこに込められた共通の思いは、シンプルな言葉に置き換えるならば「希望」だと思っています。
立ち上がれないほどのかなしみに出会うこともあるでしょう。
それでも、今が、未来が、少しでも輝くように。

心が動く瞬間を、ひとつひとつ大切に集めていきたい。

年齢も性別も国も超えていけるのが、音楽の大好きなところです。
ぜひご家族と、お友だちや恋人と…もちろんお一人でも！お気軽に足を運んでいただけたら嬉しいです。

ここからまたたくさんの「エン」を繋いでいけたら。
楽しみ！楽しもう！！

ITAZURA STORE（別ウインドウで開く）
YURINSHI (Keyboard・リーダー)