散歩道□■□■　町内清掃活動 MIYASHIROエコ☆スターズ参加(日本工業大学 学生環境推進委員会主催)

　12月13日、前回も同行させていただいた日本工業大学の学生環境推進委員会が主催する「町内清掃活動」に、今年もまた同行させていただきました。日本工業大学といえば、町内にある唯一の大学で皆さんご存じとは思いますが、いろいろなイベントの時など幅広い分野のボランティア活動で協力していただいています。そんな中、今年も学生環境推進委員会による町内清掃が開催されました。今回の清掃参加者の募集は、環境推進委員会のメンバーがほかの委員会の人たちに声掛けしたり、大学の職員の方と、町役場の方、また、MIYASHIROエコ☆スターズに案内状を出したりして集まっていただいたそうですが、インフルエンザや風邪の蔓延で予定数より少なかったようです。MIYASHIROエコ☆スターズは、「ふるさとキレイ大会in宮代」を主催していて、その時には日工大の環境推進委員会のメンバーを招待するといった、毎回お互いが協力し合っているということです。

　14時開始ということで、13時半過ぎに集合場所の役場の正面玄関付近に行ってみました。町内清掃活動の目的は、前回記したように地域の方と学生との交流、町の美化推進、学生の環境意識の向上ということです。清掃活動には大学職員の方2名がサポートと活動の記録のため一緒に同行され、前回いろいろと説明をしてくれた昨年の委員長にも会うことが出来ました。学生環境推進委員会の委員長とリーダーは任期1年で毎年変わるようです。今回は4つのコースに分かれ、役場庁舎前がスタートで、ごみなどを拾いながら日工大の本館前がゴールということです。そうこうしているうちに、14時になり、リーダー、委員長の挨拶、説明注意事項などの後、軍手やトング、ごみ袋は大学側が用意したものを手にし、各チームごとに出発しました。

　ちょっとした空き地や物陰には飲料用の缶、たばこ、ペットボトルといったものが、路上や溝板の間には、歩きたばこのようで、たばこの吸い殻が目立ちました。ただ、昨年より回収したごみは少なくなったような気もします。ごみの中で一番多いものがやはりたばこの吸い殻のようで、毎回同じですね。ポイ捨ては消費する人はもちろんですが、販売する側でももう少し環境に対し何らかの対処が多少は求められるのでは？と疑問を感じることもありますね。15時過ぎに最終集合場所の日本工業大学の本館入り口に集合し始め、最後に記念写真を撮り、終わりました。今回の参加者は総数約60名とのことでした。

　学生環境推進委員会に入ったきっかけを聞いてみると、今年のリーダーさんは「元々ボランティアという活動が好きなのと、オープンキャンパスでここに来た際、環境系の活動をしていることを知り入会しました。」とのこと。そのほか、「中学の頃から環境関係の委員会に入ってボランティアをやっていた延長で、この大学で環境というものに興味があったのでこの会に入りました。」、そして、「高校生の時に海外派遣や高校生だけでいろいろな活動に取り組むということをやってきたので、その延長でこの委員会に入り地域の役に立てれば良いなと思いました。」といった、それぞれの環境に関する思いを聞かせていただきました。今回、一緒に回ってみて、ごみに限らず人を取り巻く環境は大切だということを少し実感したような気がします。いかがですか、身の回りの環境をちょっと振り返ってみては・・・・・・？