水道水の濁りの対応について

主な原因としては、水道管（浄・配水場から供給する配水管）の中を流れる水の速さや方向、水圧が急激に変わってしまい、水道管内の鉄さびなどが水道水に混じることで、濁り水（赤水）が発生する場合があります。

事例としては

1．宅内に配管されている鉄管が錆び付いていて水を使用する際に流れ出た場合

2．近くで配水管の破損（漏水事故等）や水道工事があった場合

3．近くで火災があり、消火栓から大量の水が使用された場合

4．落雷等で停電が発生し、浄・配水場の配水ポンプが一時的に停止し、水道管内の水の流れが急激に変化した場合。※1

5．渇水・取水制限で水量が調節された場合

※1 落雷等による停電で浄・配水場からの配水が停止し一時的に水が出なくなったり、水の出が細くなることがあります。浄・配水場が停電した場合、自動的に自家発電機設備が起動しますが、切替わりにわずかな時間が生じます。この時、水圧の変動により赤茶色の濁り水が発生することがあります。

1．飲用は控えてください※2

2．給湯系・浄水器・トイレ以外の水道の蛇口から数分水を流し、無色透明になったことを確認してからご使用ください。

3．衣類に着色する恐れがあるので、洗濯等での利用はお控えください。

4．給湯器（エコキュート、電気温水器等）や浄水器、トイレ等は詰まってしまうことがありますので、濁りがおさまってからご利用ください。※3

5．濁りが解消しない場合や、解消後、再度、濁りが発生する等の場合は上下水道室までご連絡ください。※4

※2 誤飲されたとしても十分な消毒がされており直ちに健康に影響がでることはございません。ただし、多量あるいは異常に鉄分濃度の高い濁り水（赤水）を飲用した場合は、嘔吐や下痢を催すことがございます。特に乳幼児が誤飲した際は、医師にご相談ください。

※3 給湯器（エコキュート、電気温水器等）や貯水槽等の水道水をためる施設（タンク）がある場合は、濁り水が入らないよう流入側バルブを閉めてください。取り扱いに関しましては取扱説明書や設置業者、アパート・マンション等の場合は管理会社等に確認してください。給湯器、貯水槽等に濁り水が入ってしまった場合、故障する恐れがあります。

※4 近隣で濁り水が出ておらず、自宅のみ赤茶色の水が出る場合は給水管（宅内の水道管、特に蛇口）の老朽化が考えられます。発生頻度が高い場合は交換を行う必要があります。交換をする場合は宮代町指定給水装置工事事業者に依頼してください。なお、交換にかかる経費はお客様のご負担になります。

白濁色の水は、水道水の中に空気が混在して小さな気泡となったものが原因であることが考えられます。

一時的に透明なコップなどに溜め置きし、しばらくして濁りが無くなれば、ご使用にあたっては問題ありません。

もし溜め置きしてから時間がたっても濁りが取れない場合は、他の原因が考えられますので上下水道室までご連絡ください。