散歩道□■□■宮代ハーモニカクラブ・みどりの森ボランティア演奏

　今日は、みどりの森で、宮代ハーモニカクラブの演奏があると聞いたので行ってみました。

　コロナ禍ほとんどボランティア活動が出来なかったという宮代ハーモニカクラブのメンバーたちは、コロナが5類に移行してから、ここでは初めての演奏会ということでした。今回の「みどりの森」での公演はデイサービスの方達が対象とのことで、観客は施設のスタッフも合わせて、40名ほど集まっていたと思います。みどりの森のスタッフさんは「コロナ流行の前は、宮代ハーモニカクラブは勿論、よさこいや紙芝居などボランティアの人達が来てくれていて、それがとても嬉しかったんです。」と、話してくれました。

　演奏は、14時から15時までの1時間です。いよいよ14時、施設担当の方から挨拶があり、演奏開始です。

　オープニングは、ディズニーの「小さな世界」という曲です。2曲目に入る前に今日演奏する曲目の紹介と挨拶がありました。2曲目は「銀色の道」、その後、「ラストダンス」「時の流れ」、と続きます。ここで、会長さんより、ハーモニカの種類、高音や低音のハーモニカ、曲によってそれに合った楽器を使い分ける等の説明がありました。5曲目は、八代亜紀さんの舟歌の演奏から入り、「鳥取砂丘」「南部蝉しぐれ」です。曲の始まりは、一曲一曲その歌手の紹介をしながらの演奏で、「君恋し」、その後、ハーモニカ指導者の荒木さんがソロで2曲演奏し、演奏の部はここで終わりです。

　2部というわけではないようですが、今度は、ハーモニカの演奏で、みんなで歌うといった催しに代わり、夏に因んだ、「われは海の子」「浜辺の歌」「浜千鳥」などが選曲され、それをみんなで歌っている間に、持ち時間も迫って、最後の曲は「星影のワルツ」で終了となりました。その後、今日誕生日の方が二人いらっしゃって、その方達にハッピーバースデイの歌をハーモニカの演奏とみんなの歌でお祝いし、終わりました。

　あるメンバーの方は、久しぶりのボランティアで、緊張したと言っていました。デイサービスに来て参加していた人たちは、「知っている曲でとても楽しかった。こういうのは良いよね、また聞きたい。」「ハーモニカは吹いたことないけど、以前民謡をやっていたので、進修館で発表会があって歌ったことがあります。歌はおなかから声を出すから体にいいよね、そのお陰で長生きしてる。また来てくれると嬉しいね。」またある男性は、「みんなが知っている曲があったから、良かったですよ。又あったらいいですよね。」と言う様な声も聞かれ、皆さんそれぞれに、知っている曲を一緒に口ずさんでいました。

　私は、ハーモニカは、小学校の音楽の時間に吹いたことがあると思っていましたが、荒木先生の話では、現在70歳前より若い人は、ハーモニカから鍵盤ハーモニカに替わってしまったため、学校ではハーモニカを吹いていないと聞き、ちょっとびっくりでした。そのようなことで、ハーモニカを吹く人も少なくなっているそうです。そして、メンバーを募集しているそうですので、興味のある方、練習風景をちょっと覗いてみてはいかがでしょう・・・・・。