ツヤハダゴマダラカミキリとサビイロクワカミキリは、2023年9月1日より「特定外来生物」に指定されました
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ツヤハダゴマダラカミキリとサビイロクワカミキリは、2023年9月1日より特定外来生物に指定されました。
これらは幼虫のうちに樹木の中へ食入し、樹木の内部を食い荒らす特定外来生物です。
宮代町内では、カツラの木、ニレの木への被害が確認されています。
被害が進行すると、樹木が枯れてしまったり、枯死した樹木が倒壊する恐れがあります。
被害の拡大防止を図るため、町民のみなさまのご協力をお願いいたします。

ツヤハダゴマダラカミキリ

□原産地 中国(香港含む)~朝鮮半島
□特徴 体長 約20~35mm
在来種であるゴマダラカミキリに似ているが、胸部の白紋がないことや、上翅基部(硬いはねのつけね部分)は
白紋がなく顆粒状突起(ブツブツとした突起)を持たないことなどが違いとして挙げられる。
□生態 幼虫はしばらく樹木の内部で過ごし、成虫になると木からでてくる。
成虫は5~10月に出現し、産卵を行う。
□被害 幼虫が樹木の内部を食い荒すため、被害が進行すると木は枯死してしまう。
枯死してしまうと、落枝や倒木の恐れがある。
※主な被害樹種・・・・トチノキ、カツラ等

サビイロクワカミキリ

□原産地 中国、インド、ミャンマー、タイ、カンボジアなど
□特徴 体長 約29~37mm
サビ色の体に白い斑点があるのが特徴。上翅基部には顆粒状の突起がある。
□生態 幼虫は2年程度樹木の内部で過ごし、成虫になると木からでてくる。
成虫は7~9月頃に出現し、主に夜間に交尾や産卵を行う。
樹皮に卵を産み、その卵を腹部から出す体液で塗り固めマウンド状の産卵痕を形成する。
□被害 幼虫が樹木の内部を食い荒すため、被害が進行すると木は枯死してしまう。
枯死してしまうと、落枝や倒木の恐れがある。
※主な被害樹種・・・・イヌエンジュ、エンジュ等
在来種と外来種の見分け方
林野庁パンフレット
被害樹木状況

「ツヤハダゴマダラカミキリ」「サビイロクワカミキリ」を発見したら…
1 可能な限り、見つけた成虫の捕殺や被害木への対策等に御協力ください。成虫はその場で捕殺いただくよう御協力願います。
※『特定外来生物』指定されている虫は、生きたままの個体の移動が禁止されていますのでご注意ください。
2 発見した場所(住所)、個体の数、被害を受けた木の樹種や本数等の情報を埼玉県東部環境管理事務所(34-4011)及び町環境資源課(34-1111内線293・294)まで情報提供ください。
お問い合わせ
宮代町役場環境資源課環境推進担当
電話: 0480-34-1111(代表)内線293、294、295(2階15番窓口)
ファックス: 0480-34-1093
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