ナガエツルノゲイトウ（特定外来生物）にご注意ください！

埼玉県内の一部地域の水田で、特定外来生物に指定されている「ナガエツルノゲイトウ」の発生が確認されました。ナガエツルノゲイトウは、主に水辺に生息するヒユ化の多年草です。河川、水路、水田などで生育し、繁茂すると稲の倒伏、減収、機械の作業性の低下に繋がります。繁殖力・再生力が強く、駆除が困難となることから、まん延防止のためには早期発見・早期防除が重要です。

※ナガエツルノゲイトウは特定外来生物に指定されているため、飼養・栽培・保管・運搬は禁じられています。防除のための保管・運搬には手続が不要になる場合があります。詳細は、チラシをご覧ください。

刈り払いによって断片が農地に拡散する恐れがあるため、定着が見られる畦畔では除草剤中心の管理を行います。

水田内や畦畔で使用可能な除草剤を使用して防除を行います。

生育初期に除去することが有効です。断片が残らないよう駆除作業を行い、周囲に流出しないように密閉し、その場で枯らすか、焼却処分場で処分します。

農業用水利施設は、水路を介して農地と繋がることから、給水口にネット等(4mm目合)を取り付け、侵入を防止します。

ナガエツルノゲイトウを発見したら、埼玉県春日部農林振興センター地域支援担当または埼玉県農産物安全課もしくは埼玉県病害虫防除所までご連絡ください。

【連絡先】

埼玉県春日部農林振興センター管理部地域支援担当　048-737-2134

埼玉県農産物安全課　048-830-4053

埼玉県病害虫防除所　048-539-0661