散歩道□■□■ ホタルの夕べ
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みんなが地域の特派員よりみやしろーかるな情報発信★
ホタルの夕べ
みんなが地域の特派員 濵田 眞明
6月17日、18日、新しい村で18時から『ホタルの夕べ』というイベントがあり、取材を兼ね見に行きました。17日の17時半ごろ会場に着くと、「こぶし10」というバンドが準備中で、音合わせなどの最中でした。挨拶だけして蛍の放流の状況を見に行くと、もう少しで終わるころでした。
主催者である水と緑のネットワーク代表理事の茂木さんに挨拶に行くと、なぜこの場所に蛍を放流するのかという事を教えて頂きました。「この田んぼは(新しい村の池の隣)『ほっつけ』といい、昔からこの地域の稲作のやり方で、田んぼと田んぼの間の土を掘り上げ、掘り上げたところで米を作り、掘ったところは沼地のように水が張っている。蛍はこのような環境が一番適しているんです。」とのことで、この場所に自生するようにと毎年放流していますが、いまだ自生できていない。そのくらい難しいそうです。放流はコロナ禍の時はできなかったため、3年ぶりの放流とのことです。
新しい村 横 「ほっつけ」
コンサートの会場に戻り、予定では18時より、「こぶし10」というバンドでオカリナ、ウッドべース、パーカッションによる演奏。その後19時過ぎからホタル観賞ということになっています。やがてコンサートが始まりました。曲はどの世代の方も知っているような曲で、『ほたるよ来い』から始まり、夏は来ぬ、夏の思い出、アンパンマン・・・聖者の行進・・・上を向いて歩こう・・・コンドルは飛んでいく、最後にふるさとの曲を演奏し、18曲演奏して終了となりました。
コンサートを見ていた方たち何人かは、「メンバーの雰囲気が好きで、機会があれば見に行きます。」、「前から、この人が出るなら見に行く。」といった方や、「曲がいい。」などとの人達の声が多々あり、観客も徐々に増えてきて、コンサートが終わるころには、かなりの人が集まって1,000人位いるのかなという感じでした。
コンサートの後、2月1日〜4月2日の期間で募集した「ホタルの夕べ観賞会ポスター」の表彰式があり、その後、わんぱく蛍クイズといったゲームでホタルの知識を深めた後、19時半頃より観賞会が始まりました。放流した場所の前に並びましたが、人数が多かったせいか、入り口から、施設を半周して、駐車場前の道路から池の近くまで並ぶほどの人数でした。私は17日は都合がつかず次の日に見に行きましたが、やはり混んでいて、「17日は1,500人位、18日も1,000人位は来たよ。」と担当の方が言っていました。
蛍を見に来ていた人たちの声が、「うわー綺麗!」とか、「すごーい!」等、暗闇の中で静かに声が飛び交っていました。また、カメラを手にした男性は、近くに住んでいる方だそうで、「先日、蛍の写真を撮るために、神奈川の方で放流の事を聞きそこまで行きました。この様に近いところで蛍の写真が撮れればとても良いです。」と言っていました。「今日は人が多く写真は人が帰ってから撮ろうかな」とも言っていました。
やはり、年配の方たちは、昔の懐かしさもあるらしく、私自身も、子どもの頃、昔の家ですから、夏の夜、家の中に入って来たことや、縁側で夕涼みをしていると庭先で、という事など思い出しました。蛍の淡い緑色の光は、なんともいいものですね。
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