散歩道□■□■　春のピロティコンサート　陽だまりサロン

今回は、春のピロティコンサートの会場にお邪魔しました。宮代町のシンガーソングライターのみっちゃんとYUUTAさん、そしてコラボレーションをするのは、はーもにーのお二人です。

今日のピロティコンサートは、笠原小学校内のピロティでの予定でしたが、雨天の為、室内での開催となりました。足元が悪いのにもかかわらず、たくさんの方が観に来ていました。その中には、陽だまりサロンには初めて来たけど、みっちゃんのコンサートは何回も観に行っている、という方もいました。みっちゃんは、この陽だまりサロンで、年に何回かコンサートを開催しているそうです。

スタッフは12時ごろから会場に入り準備をはじめました。午前中には、劇団はらっぱの練習があり、6、7人の子どもたちがまだ遊んでいる姿を見たYUUTAさんは、その子どもたちに、自身が作った紙芝居を見せてくれました。コンサートを観に来たお客さんたちも、懐かしさがあるのか、見入っているようでした。

そして13時、いよいよコンサートの始まりです。

初めは、YUUTAさんの歌からスタート。まだ若いYUUTAさんですが、昭和のフォークソングで「岬めぐり」をはじめ、海外に行っている時につくったというオリジナル曲等を、ギターを手に通る声で披露し、お客さんとの掛け合いなど含め、30分ほどの持ち時間を終了しました。

続いてみっちゃんの出番。年配の方ならほとんどの方が知っている、昭和の懐かしい「なんとなく」や「天使のゆうわく」、そして江利チエミさんの「テネシーワルツ」等6曲の後に、オリジナル曲を交えギターを弾きながらの歌で、シンガーソングライターとして、長年活動してきたのでしょうか？自己流ですよ、と言っていましたが、歌がうまいのはもちろんのこと、すっと入ってくる感じで、聞きやすい歌声でした。今の時代の歌ももちろん良いですが、少し前の世代の人には、この様な音楽や歌が心地良いのかもしれません。

その後は、はーもにーの二人です。ピアノの連弾で、息の合った二人は、子どもが小さい時からのママ友だそうで、共にピアノを教えているそうです。終了後「今日、何人か生徒さんが来ていましたよ」と言っていました。このように弾けたら、すごいですね。

私も音楽は好きなので、若い頃、色々な楽器を習っていたら、今頃コラボとか、また、グループに参加などできたのかな～？な～んて思いながら聞いていました。

その後は、みっちゃんと、はーもにーのコラボで、最後、アンコールで2回2曲歌って15時過ぎの終了となりました。

今回、ちょっと気になったのが、世界20か国を旅してきたというYUUTAさんの、日本独自の文化である紙芝居です。自作自演で紙芝居の活動をしているそうです。この後、自転車にリヤカーを付けて日本一周の旅に出て、その後は世界各地に紙芝居を持って行ってやってみたいと、抱負を語ってくれました。

国内にいるうちに、町の特に幼稚園や保育園の子供たちに、『宮代YUUTAの紙芝居』、といった感じで見せられたら良いのにな～と思いました。いかがなものでしょう。「オファーがあればいつでも行きますよ」とYUUTAさん。

因みに、今取材中の『劇団はらっぱ』も、宮代町内の劇団です。町内の学校、幼稚園、保育園などで、町内で活動している人たちが公演する演技等を、観ることが出来たら良いですね。