散歩道□■□■ 筝の音を聞きながらお茶会 陽だまりサロン
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筝の音を聞きながらお茶会 陽だまりサロン
みんなが地域の特派員 濵田 眞明
今回は、陽だまりサロンの「筝の音を聞きながらお茶会」におじゃましました。
筝は、さとう ようこ先生、お茶は濵田先生でのコラボでした。
筝は2面用意されていて、筝爪の付け方や糸の呼び方等を教わり、いざ筝の前に。皆それぞれ真剣なまなざしで、先生と相向かいで「さくら」を体験で弾いていました。
子どもが練習をしているのをじっと見ているお父さんは、「和という日本の伝統的なものを子どもに触れさせてやりたいと思っていました。それには習わせるしかないのかな~と思っていましたが、今回無料で体験できるということでしたので参加しました。」ということでした。
また、和服の女性は、『先生と知り合いで、筝の演奏会をすると聞き、見に来ました。和の文化は大切ですね』とのことでした。
その他の皆さんも口々に、なかなかこういう和楽器など、日本の伝統文化というものに触れることが出来ないので、このような機会がもっとあると良いですね、と言っていました。
先生がこの様な企画を始めたのは、和楽器に触れることはもちろんですが、そのほかにも、NVC(共感的に分かり合えるコミュニケーション、つながりのコミュニケーション。)を通して、自分自身や、互いの思いを分かち合う場を作りたいという思いがあったそうです。宮代町家庭教育支援チーム、森のようちえん等、子どもたちの多様性を育む教育や居場所作りにも携わっているそうです。内容的には私個人としてはとても興味深いものでした。
お茶の濵田先生は、前回(別ウインドウで開く)取材させて頂きました。今回は、座ってのお茶会ではなく、テーブルのみのお茶会でした。筝、お茶、切り絵と、3人の先生が、交代交代で教えていました。
今回、濵田先生にキッサコキッズの意味を聞いてみました、喫茶去と言うのは茶道では、『お茶でもいかがですか』という意味のことだそうです。そしてキッズは喫茶去にあてた名前だそうです。
この町で子どもから年配の方達まで、みんなが集まり、子ども達がいられる場所を何とか確保し、子どもの居場所として、色々なことを教えるという素晴らしい目的を持っている先生方なので、皆さんのお茶、劇団、切り絵、筝、押し花を通してのイベントというより、ボランティアイベントとしてやっているようですので、参加してみてはいかがでしょうか?
また、お茶会も同じで、和の伝統というものはやはり日本人であれば、だれでも触れてみたいものだと思います。昨今、この様な催しも少なく、触れるとすれば、習い事としてとか、費用的な問題もあり、せっかくの日本の伝統文化も一部の人だけで、一般では、なかなか触れることが出来ませんね。皆さんもこんな機会に、ちょっと触れてみてはいかがですか。
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