男女共同参画セミナーを開催しました

2月12日(日)、図書館研修室において「コミュニケーション力をアップ！～自分も相手も大切にする自己表現～アサーション」をテーマに、男女共同参画セミナーを開催しました。

このセミナーは、「コロナ禍の今だからこそ、コミュニケーション力のアップにつながるようなセミナーにしたい」という男女共同参画社会推進会議のメンバーの思いから実現したもので、カウンセラーでアサーションインストラクターでもある山崎礼子さんを講師にお迎えし、アサーションについて学びました。

セミナーは第1部の講義に始まり、第2部では実践という形でグループワークを行いました。

「考え方チェックシート」と「アサーション度チェックシート」を使い、まずは自分を見つめ直す時間です。
相手の良いところを褒めて認めることができる人、相手に譲る方が人間関係がうまくいく人、人前では積極的に自分の意見が言えない人など…人にはそれぞれ特性があります。チェックシートを進めるにつれて自分のスタイルが見え始め、その後のグループワークでは、参加者同士が結果を共有し、さまざまな考え方があることが分かりました。

講師からは、「自己表現というのは、自分を知る作業であり自分を見つめること。心を開くということは、防衛が少なく自分を表現できるということ。無防備になるということではなく、バランスが大事。」という言葉がありました。また、「私はこう生きたい！というしっかりとした自分がいて、自分を大切にできてこそ他人を大切にできる。」という講師の言葉に、参加者は深く頷いていました。

参加者からは「自分のコミュニケーションのクセがわかりました。また、先生のエピソードのお話から想いが伝わり、私も愛と感謝を自分にも周りにも伝えていきたい。」「その場で対応できるようにならなければ！と考えていたので、自分の言いたいことを確かめてから後から伝えても良いことや、自分を譲ってもやり過ごせてストレスにならないなら良いということが分かって少し気が楽になりました。年代の違う方とワークができたのもとてもためになりました。」「1人の女性の生き方もお聞きでき、これから歩む人生が楽しみになりました。」という声がありました。

講師からあった「アサーションには、必ずトレーニングが必要」というお話から、参加者からは「今日からできることを始めたい」という前向きな気持ちの感想が多く寄せられ、有意義なセミナーとなりました。