小学校の旗登板、下校見守りについて（2022年4月25日）

子供が〇〇小学校です。

朝の旗当番が月3回程度まわってきます。

また、下校時は不審者対応としてなるべく親が迎えに来るようにと言われております。

これは、核家族共働き（正社員）の場合不可能だと思います。

旗当番はたった15分程度であってもその為に1、2時間有給を取らなければなりません。

朝は職場の事務連絡も多く、夫婦で交代したとしても月3回有給は取り辛いです。

登下校などボランティアさんもいらっしゃいますが、人数は少なく結局親も迎えに行かなければなりません。

共働き家庭の負担についてどのようにお考えですか？

同居、主婦が多い地域だとしても、少数の家庭の負担を無視してはいけないと思います。

PTAの負担が大きいと今後若い世代の宮代町への転入は少ないのではないでしょうか？

（実際、現在私は核家族の子育てには向いてないと感じております。）

そこで提案なのですが、シルバー人材センター等で旗当番含めた登下校見守りを外注することは出来ないでしょうか？要所要所に立ってくださる方がいれば不審者対応もしやすいと思います。

他県他市では既に導入しており、働く世代はとても助かっていると聞きます。

町長様は町民一人ひとりの日々の生活や暮らしを想像する気持ちを忘れずに町政を運営していると伺いました。

是非宮代町でも検討をお願いいたします。

この度は、小学校の旗当番等に係る町長への手紙をいただき誠にありがとうございます。　

また、〇〇様には、子育てをしながらお仕事をする大変さにつきまして心よりお察しいたします。

現在、子供たちが安全に登下校をするために、旗当番は町内各小学校のPTAを中心に活動していただいております。

また、登下校の見守りにつきましては、PTAだけではなく、スクールガードリーダーを中心に、地域のボランティアの皆様にもご協力をいただいているところです。

〇〇様がおっしゃるとおり、核家族や共働きのご家庭が、月に何度もお仕事をお休みいただくなどして、旗当番や登下校の見守りをされることが、ご家庭の大きなご負担になることは、私も重々承知いたしております。

しかし、今回ご提案いただきました旗当番や登下校のパトロールを外注する件につきましては、町内小学校4校全てを対象とした見直しとなり、委託費用や体制の構築を勘案しますと、町としてすぐに対応することは難しい状況でございます。　

また、各小学校の地域性や各通学班の交通事情等を考慮して、各小学校とPTAの皆様が地域の実情にあった方法を考え、その上で町が支援するものであると考えるため、〇〇様がご納得いくような具体的な解決策をすぐにお話しができないことをご理解いただけますと幸いです。

各ご家庭のさまざまの事情の中でどのようにしたら子供たちの安全を守り、安心して学校生活を送ることができるのかを考えていくことも、私の責務と考えておりますので、今後も、各小学校の保護者の皆様及び地域の皆様のご理解とご協力を得ながら、子供たちが安全で安心に学校生活を送ることができる環境づくりを進めてまいりますのでよろしくお願いいたします。

この度は、貴重なご提案をいただきありがとうございました。

丁寧なご返信ありがとうございました。

現状は打開策がないという件、残念ですが承知いたしました。

ただ、働く世代が育てやすい環境にしていくことは今後の宮代町のことを考えるとやはり大切だと思っております。

私なりに調べてみたところ横浜市、松戸市では、「子育てサポート、ファミリーサポート」という制度があるようです。

時間がある方にサポートとして登録していただき、助けていただいた際に個人で一定額お金を払うという制度のことですが、こてらの整備も不可能でしょうか？

整備するとしても長い時間がかかるとは理解しております。

しかし、いつまでも体制が変わらないのは時代に即していないのではないではないでしょうか？

短期間で検討、整備できないことは重々理解しておりますが、是非何かしら問題解決に向けた行動を起こして頂けたらと思っております。

今後の調整に期待しております。

※こちらの手紙への返信は特別必要ありませんが、HPに載せる際は是非今回の手紙も続けて記載してください。