町内循環バスのバリアフリー化（2021年2月21日）

いつもありがとうございます。高齢の母が町内循環バスを利用させて頂いております。（宮代在住）

家の近くに来てくれるためたいへんありがたいのですが、乗降するときの入口がせまい、高さがたかい、車内がせまいなどがあり、シルバーカーを持って移動することが困難な状況です。やはりシルバーカーがないと、歩くことが厳しく、1人ででかけることができません。

バスの入口がノンステップの車両の導入をぜひ検討おねがいしたいです。車内のスペースの広さも検討おねがいします。

同じ悩みの方も多いと思います。よろしくお願い致します！

この度は、町内循環バスに係る町長への手紙をいただきありがとうございます。また、循環バスの利用に関してご不便をおかけして申し訳ありませんでした。

さて、現在の循環バスは、小型のステップ・リフト付22人乗りのバス2台による運行を行っており、平成30年4月から5年間の契約を結んでいます。

お問い合せにございました循環バスのバリアフリー化ですが、既に多くの場所でノンステップバスが運行されております。それは都市部の大型・中型のバスのみならず、宮代町の循環バスのような、いわゆるマイクロバスにおいても、ノンステップバスを見る機会が増えています。

宮代町としても、多くのお客様にご満足いただくためにノンステップバスを導入したいという気持ちはございますが、マイクロバスにおいてはノンステップバスの仕様があるのは現行1社1種類の製造となっており、現行車より購入額で5割増が見込まれるところです。また、現行バスを改造した場合においても新車購入額相当となるなど費用面で「すぐに」という対応は難しい状況です。

ただし、通路の拡幅については、現行のバスでも座席を外すことで対応できる可能性がありますことから、運行事業者と利用のお客様のバランスを見ながら検討させていただきたいと考えています。

最後に、令和5年度の契約更新時にバスの仕様変更のタイミングがございますので、費用と効果のバランスをはかりつつ、ノンステップバスの採用を検討してまいりたいと考えております。