5~6か月ごろの離乳食の進め方
- [初版公開日:]
- [更新日:]
- ID:14462
はじめよう!離乳食
離乳食とは?
開始のサインは?
離乳食の開始は生後5~6か月ごろが適当です。赤ちゃんに次のようなサインが見られたら、離乳食を始めてみましょう。
- 首のすわりがしっかりしていて、支えてあげると座れる。
- スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる。
- 食べ物に興味を示す。
離乳食をあげる時のポイント
最初は乳汁以外の食べ物の舌ざわりや味に慣れたり、飲み込んだりすることが目的です。日々の赤ちゃんの様子を見ながら、1日1回1さじずつ、あせらず、ゆっくり進めましょう。
- 赤ちゃんの姿勢を少し後ろに傾けるようにする。
- スプーンを下唇におく。
- 上唇が自然に下りてきたら、スプーンをゆっくり引き抜く。
★上手にできたら「よくできたね」とほめましょう。
はじめは舌でスプーンを押し出したり、口に入れたものを吐き出したりすることもありますが、赤ちゃんが自分で口を閉じ、飲み込むのを気長に待ちましょう。慣れるとだんだん上手に飲み込めるようになります。
月齢ごとの進め方

離乳食の進め方 1回あたりの目安
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
・はちみつは、乳児ボツリヌス症を引き起こすリスクがあるため、満1歳までは使用しないでください。
・牛乳をそのまま飲むのは1歳過ぎてから。ただし、1歳前でも少量を離乳食の材料として使用することはできます。
・水分補給について:離乳前に果汁を与えると、乳汁の摂取量が減ることがあり、この時期に必要なタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルが不足する心配もあります。水分の補給は、白湯やほうじ茶などで十分に思われます。
5~6か月ごろの離乳食の進め方 「離乳食をゴックンできるようになろう!」
進め方のポイント
・1日1回、午前中に。授乳の前に与えましょう。
・食材のかたさの目安は「なめらかなドロドロ状」です。
・食後の母乳やミルクは飲みたいだけ飲ませます。
・新しい食品を始めるときは、1さじずつ与え、赤ちゃんの様子を見ながら量を増やしていきます。
離乳食 開始1か月の進め方

開始1か月のスケジュール例
- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
基本の調理
1.切る

すりおろした状態から加熱することもできます。葉ものはゆでてから刻むと簡単です。


2.ゆでる

3.つぶす
・ミキサーやブレンダーを使用すると、簡単にドロドロ状になります。

4.裏ごす

ペーストのできあがり♪

5~6か月頃のレシピ
カップがゆ(大人のご飯と一緒に調理)
【材料】(1人分)
米 大さじ1
水 150ml
【作り方】
1.洗った米と分量の水を耐熱カップに入れる。
2.炊飯器に大人用の米と水をセットし、中央に1を置き炊き上げる。
3.ご飯が出来上がったら中の耐熱容器を取り出し、すり鉢等でよくすりつぶす。
キャベツのポタージュ
【材料】(1人分)
キャベツ 20g
じゃがいも 20g
だし汁 100ml
【作り方】
1.キャベツはざく切りにしてゆで、縦・横、繊維を断つように細かく刻む。
2.じゃがいもは皮をむき、薄切りにする。
3.鍋に材料を全て入れ、やわらかくなるまで煮る。
4.具は煮汁を少しずつ加えながらすり鉢ですり、器に盛る。

にんじんとりんごのおろし煮
【材料】(1人分)
にんじん 10g
りんご 20g
【作り方】
1.にんじんはすりおろし、水から煮る。
2.りんごはすりおろし、ラップをかけて電子レンジで30秒加熱する。
3.1と2を合わせる。

お問い合わせ
宮代町役場健康介護課健康増進担当(保健センター)
電話: 0480-32-1122
ファックス: 0480-32-9464
電話番号のかけ間違いにご注意ください!