令和元年度特別展図録「みやしろの消防」
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「地震、雷、火事、親父」とは、怖いものの例えとして使われる文言で、耳にされたことがある方も多いでしょう。この中で親父とは「大山嵐(おおやまじ)」、つまり台風を意味する言葉が変化したものという説があるそうで、これらの言葉は全て「災害」を示しているとも言えます。
近年、各地において数々の災害が起こり、それに伴って甚大な被害が生じていますが、先人が残した短い文言から災害に対する「恐れ」と「準備や心構えの大切さ」を改めて感じている方も多いのではないでしょうか。
このような、私たちの生活におけるさまざまな不安に備えて置かれているのが、「消防機関」です。消防機関には、専任の職員が消防と救急業務を行う消防署(常備消防)と、地元住民の方が団員となり本業とは別に消防活動を行う消防団(非常備消防)があり、いずれも平素から専門的知識や技術の研鑽に励み、厳しい訓練を行いながら有事に備えています。
日本全域における消防制度の確立は、今から145年前に制定された「消防章程」に始まり、現在のような自治体消防制度となったのは約70年前のことです。また、宮代町においては宮代消防署(現在の埼玉東部消防組合 宮代消防署)がその業務を開始してから35年が過ぎました。
「みやしろの消防」と題した今回の特別展において宮代町域を守ってきた先人たちの足跡を辿ることにより、防災に対する私たちの心構えがどうあるべきなのかを見直すための良い機会になればと願うばかりです。

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