新井町長と若手職員の懇談会を開催しました

平成29年度の採用職員9名が、1年間の成長を発表する場として、新井町長との懇談会を開催しました。
町長との意見交換では、1年間の仕事の成果や今抱えている課題など、若者らしい率直な想いが語られました。町長も大きく成長した2年目の職員の声をしっかりと受け止め、真剣に耳を傾けていました。

若手職員が、町長との懇談会を企画したのは、昨年の11月。「単に町長と意見交換する場を設定するだけでは成長できない。まちづくりにつながる自分達のアイデアを発表する場にしよう」と今回の懇談会に向けて昨年度から検討を重ねてきました。
懇談会の実施に当たっては、3つのテーマを設定。テーマごとに班編成を行い、先輩職員の講義で基礎知識を深めつつ、それぞれが自主的に検討してきました。宮代町の交流人口を増やすためのPR活動や子どもの意見をまちづくりに反映するためのアイデアなど、班ごとに設定したテーマで自分達の「政策」を町長に伝えました。
プレゼンを聞いた町長は「すぐにでも実現できそうなアイデアもある。こうした自主的な取り組みは企画力のアップにつながる」と頼もしそうに目を細めていました。

町民との「対話」によるまちづくりを進める町長からは、自らが考える「対話」について、そして町長選挙時の際に、多くの町民とまちづくりについて意見交換をして感じたことなど、さまざまな視点からお話がありました。
その中で町長が強調したことは、「町民の声は、『聞く』ではなく『聴く』。積極的に耳を傾け、心で聴いてほしい」。そして「町民の声の奥にあるものまで想像し、寄り添える職員になってほしい」ということ。
まさにそれこそが、当町が進める町民との「対話」のまちづくりの原点であり、職員として目指すべき姿であるということを全員で共有し、さらなる成長に向けて決意を新たにしました。