平成27年度 西光院の徳川家康画像や粟田口焼葵紋茶碗が町の文化財に指定!
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平成27年度 西光院の徳川家康画像や粟田口焼葵紋茶碗が町の文化財に指定!
宮代町教育委員会は、平成28年3月31日、西光院所蔵の徳川家康画像と粟田口焼葵紋茶碗や西光院朱印状などを宮代町の指定文化財に指定することに決定しました。西光院は江戸時代徳川将軍家から50石の朱印地を拝領していました。現在でも、6代将軍家宣、7代将軍家継、15代将軍慶喜を除く12代の朱印状が残っています。
徳川家康画像は元々、西光院東照宮にあったもので、埼玉県でも数点しか確認されていない貴重なものです。「描表装」と呼ばれる風袋や一文字、生地の織り柄まで、一枚の絵に書き込んだもので、日光輪王寺などの格式の高い寺社に残っています。粟田口焼葵紋茶碗は京都の三条大橋付近で焼かれた京焼の一種です。江戸時代後期に大量生産される粟田焼は江戸時代前期では粟田口焼と呼ばれ、幕府や大名、門跡寺院の御用窯でした。この粟田口焼茶碗には徳川家の葵紋が描かれていますので、徳川家の御用窯で焼かれたたものと推定されます。なお、高台底裏には「粟田口」と刻印が押されています。この他、西光院中世文書や朱印状、御朱印箱も町指定文化財となりました。御朱印状の蓋に描かれる葵紋や粟田口焼茶碗の葵紋は初代将軍徳川家康から3代将軍徳川家光時代の葵紋ですので、これらのものは江戸時代前期の家光の時代に徳川将軍家から西光院が拝領したものと推定されます。
徳川家康画像は元々、西光院東照宮にあったもので、埼玉県でも数点しか確認されていない貴重なものです。「描表装」と呼ばれる風袋や一文字、生地の織り柄まで、一枚の絵に書き込んだもので、日光輪王寺などの格式の高い寺社に残っています。粟田口焼葵紋茶碗は京都の三条大橋付近で焼かれた京焼の一種です。江戸時代後期に大量生産される粟田焼は江戸時代前期では粟田口焼と呼ばれ、幕府や大名、門跡寺院の御用窯でした。この粟田口焼茶碗には徳川家の葵紋が描かれていますので、徳川家の御用窯で焼かれたたものと推定されます。なお、高台底裏には「粟田口」と刻印が押されています。この他、西光院中世文書や朱印状、御朱印箱も町指定文化財となりました。御朱印状の蓋に描かれる葵紋や粟田口焼茶碗の葵紋は初代将軍徳川家康から3代将軍徳川家光時代の葵紋ですので、これらのものは江戸時代前期の家光の時代に徳川将軍家から西光院が拝領したものと推定されます。
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絹本着色徳川家康画像
風帯や一文字まで1紙に描かれています。
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絹本着色徳川家康画像アップ
昭和27年の西光院の火災まで、西光院東照宮は現在の本堂の北西側に東側に向いて存在しました。この画像は西光院東照宮の御神体でした。
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粟田口葵紋茶碗
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粟田口焼の刻印
高台の底裏に押された刻印
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平成12年に取り壊された御朱印蔵
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御朱印箱
葵紋は江戸時代前期のタイプです。
御朱印状は御朱印箱に入れられ、御朱印蔵に納められていました。
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徳川家康朱印状 天正19年
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徳川秀忠朱印状 元和3年
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徳川家光朱印状 寛永13年
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徳川家綱朱印状 寛文5年
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徳川綱吉朱印状 貞享2年
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徳川吉宗朱印状 享保3年
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徳川家重朱印状 延享4年
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徳川家治朱印状 宝暦12年
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徳川家斉朱印状 天明8年
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徳川家慶朱印状 天保10年
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徳川家定朱印状 安政2年
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徳川家茂朱印状 万延元年
家康朱印状は折り紙形式ですが、他のものは竪紙です。紙質は家康朱印状が楮紙であるのに対し、秀忠以降のものは大高檀紙です
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太田資正判物写
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北条康成(氏繁)書状
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北条康成(氏繁)書状写
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北条氏房判物
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北条氏房判物写
お問い合わせ
宮代町役場教育推進課文化財保護担当(郷土資料館)
電話: 0480-34-8882
ファックス: 0480-32-5601
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