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あしあと

    07.古墳時代の土器

    • [初版公開日:]
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    古墳時代前期の土師器(はじき)

    古墳時代前期の土師器(はじき)の写真

    古墳時代から平安時代にかけての素焼きの土器を土師器といいます。古墳時代前期の土師器は表面に刷毛目がはっきりと見えるのが特徴です。台付の甕や壷、高坏などがあります。山崎山遺跡から多数発掘されました。

    古墳時代後期の土師器(はじき)

    古墳時代後期の土師器(はじき)の写真

    古墳時代前期のものと比べると表面に刷毛目等はなくなり、ヘラなどで成形している状況がうかがえます。坏や甕、高坏、壷などの他、コシキが出現します。コシキは底部に穴のあいた土器で蒸す道具として使われました。コシキの出現は竪穴住居中央にあった炉がこの時代になると壁面にカマドが設置されるようになるためだと考えられています。
    この時代の土師器は道仏遺跡や山崎遺跡で出土しています。

    須恵器

    須恵器の写真

    須恵器は渡来人により朝鮮半島から伝えられたもので、窯を使い還元炎で焼いたため灰色で硬い焼き物になります。埼玉県では一部の古い窯を除いて7世紀半ばまで生産されていませんので、道仏遺跡で出土した須恵器は東海地方西部でつくられたものと推定されます。

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    宮代町役場教育推進課文化財保護担当(郷土資料館)

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