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あしあと

    新発見!岩槻城絵図と下ノ谷新田絵図

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    岩槻城絵図の写真

    岩槻城絵図

    下の谷新田絵図の写真

    下の谷新田絵図

    10月29日、字金原の関根孝吉さんのお宅から岩槻城絵図と下の谷新田絵図が発見されました。関根さんの先祖は、江戸時代中期に百間金谷原組の名主をしていたため、このような貴重な絵図が残っていたと考えられます。関根さんのお宅では、平成15年にも江戸時代から明治時代にかけての古文書が約600点発見されています。今回発見された絵図は、江戸時代中期(享保期以前)の岩槻城と城下町が描かれたものです。江戸時代前期や後期の絵図はすでに岩槻区などで発見されていましたが、中期のものは初めての発見です。この絵図の特徴としては、江戸時代後期に三の丸にあった御殿が描かれてなく、城主の居館が二の丸にあると書かれているところです。このことから、江戸時代中期の絵図と推定することができます。岩槻城の絵図が宮代町で発見されたのは、江戸時代中期の一時期、百間金谷原組が岩槻藩領であったため名主である関根さんが岩槻藩から拝領したものと推定されます。また、下の谷新田絵図も初めて発見されました。この新田は、字金原や字中の南側に所在する新田で地元では「谷新田」と呼ばれています。これらの絵図や古文書は、非常に貴重なものといえ、町の歴史を解明する上で非常に意義深いものといえます。今後、郷土資料館で整理を行い展示をしていく予定です。

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    宮代町役場教育推進課文化財保護担当(郷土資料館)

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