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あしあと

    02 調査と整理の方法

    • [初版公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:2644

    古文書の調査と整理の方法

    宮代町郷土資料館は、発見した古文書等を調査・整理・保存をし、町民の皆さんに公開する機関です。そして、得られた情報を宮代町史に反映させ、宮代1万4千年の正確な歴史を後世に残すよう努めています。ここでは、発見された古文書がどのように整理され町史資料の刊行や展示に至ったかを見てみましょう。
    1.百間村や須賀村、和戸村などの名主や組頭職にあった旧家などのリストを作成し、リスト内のすべての家に伺い古文書の有無を確認します。
    2.古文書があった場合、所蔵者の協力を得、古文書が蔵などのどの位置にあったかを記録し所在番号を付け、古文書を取り上げます。
    3.郷土資料館に戻り、ハケなどでホコリを払い古文書を1点ずつ中性紙の封筒に入れ、文書番号をつけます。この時、所在番号を参考に本来同一で分かれてしまったものは元に戻すようにします。

    写真

    4.目打ち等で古文書を少しずつ丁寧に開き、ハケでホコリを払います。
    5.痛みの激しい古文書を美濃紙やでんぷんのりを使い補修します。
    6.古文書を解読しその古文書を要約した表題をつけます。
    7.古文書1点ごとに文書カードへ書き込み、そのカードから文書目録を作成します。

    写真

    8.マイクロフィルム等で撮影し、半永久的記録とします。
    9.文書目録や解読した古文書、写真をもとに割付し、町史資料集を刊行します。

    お問い合わせ

    宮代町役場教育推進課文化財保護担当(郷土資料館)

    電話: 0480-34-8882

    ファックス: 0480-32-5601

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

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