百間陣屋について
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百間陣屋は旗本服部氏が造った在地支配の近世陣屋です。『新編武蔵国風土記稿』には百間村に旗本服部氏の屋敷があったと伝え、明治40年の『百間史料』には屋敷は百間西原の青林寺付近であると記されてきました。しかし、陣屋の跡などは全く残っていなく言い伝えも殆どない状況でした。しかし、青林寺東側に細長い区画が確認でき、それを、たどると堀の可能性もあることから、県道蓮田杉戸線の拡幅工事の際に試掘をした結果、陣屋の存在が浮き彫りとなりました。その後、数回の発掘調査で間違いなく戦国時代から江戸時代前半の城館があることが明らかとなりました。この発表は平成26年4月4日に宮代町近隣の文化財担当者の有志で行われる東部文化財担当者勉強会(考古学)の定例会で発表したものです。
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