青井七右衛門と旗本永井氏陣屋
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宮代町史編纂事業の社寺総合調査において、宮代町字東の観音寺で青井氏の墓石が発見されました。それと同時期に県指定文化財五社神社本殿内において、「当所住 青井七右衛門勝政」と刻まれた和鏡が確認されました。しかし、青井氏は現在宮代町に住まいしている姓ではなく、青井氏の伝承も全くなく、不明な存在でした。このような中、旗本永井氏の須賀村の名主家文書である戸田家文書から旗本永井氏の家臣に青井七右衛門がいることが分かり、更に、旗本永井氏の陣屋と関係のある中寺遺跡が発掘されたため、徐々に宮代町の歴史が解明されつつあるといえます。この発表は平成27年2月21日に宮代町周辺の市町の学芸員や文化財担当者の有志の勉強会である東部低地研究会(文献史学)の定例会で発表したものを、若干修正を加え、平成27年7月17日に宮代町周辺の文化財担当者の有志の勉強会である東部地区文化財担当者勉強会(考古学)の定例会で発表したものです。
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