農工房奈味×宮代高校料理研究部のコラボは順調!
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姫宮の農工房奈味の並木さんの提案によりスタートした新商品づくり。あんびん餅の餡子を担当する宮代高校料理研究部の活動の様子を取材してきました。
夏休み中も活動を重ねて
真夏の陽射しが照りつける8月。校舎の調理室では宮代高校料理研究部の皆さんが熱心に活動していました。活動内容は、農工房奈味とのコラボ商品の開発に向けた餡作り。「夏休みも毎週火曜日は活動しています。」と宮代高校の長野先生。例年、夏休みの活動はしないとのことですが、みんなで話し合って活動することに決めたそうです。
活動に参加していた3年生は「夏休みですが、みんなと一緒に活動するのは楽しいし、週1回なので大丈夫。」と笑います。最も暑さの厳しいこの時期。9名の生徒さんが熱心に活動をしていました。
現在の試作は3品
現在、餡子の材料として考えているのは「かぼちゃ」、「白あん」そして「ナスの味噌炒め」の3品。5月に並木さんの工房を訪問し、あんびん餅づくりを経験したことで餡子にする材料のイメージを広げたといいます。とはいえ現在は「餡子だけの試作。並木さんからいただいたあんびん餅の食感などを頼りに試行錯誤を重ねています。」とのこと。
調理後は、9名のメンバーがそれぞれのグループで作った餡を試食します。どれも「おいしいね。」とみんな満足そう。ナスの味噌炒めを試食したメンバーの中からは「ご飯と一緒に食べたいね。」との声もあり、周りの笑いを誘っていました。試食の感想では「かぼちゃがイチオシ。」というのが概ね一致した声。実際にあんびん餅の餡になったときにみんなの意見がどうなるか今から楽しみです。
秋以降の商品化を目指す
商品化は今年の秋以降。商品化に向けて、これからは料理研究部と並木さんとが意見交換する機会を設けながら完成度を高めていくことになります。
冷房施設のない調理室で活動する料理研究部の皆さん。立っているだけでも汗がにじむような暑さの中、活動を「楽しい」といってくれる皆さんの言葉がとても印象的でした。
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