自主防災組織の設立に向けた出前講座が行われました。
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7月28日(火)に八河内地区、8月2日(日)にディアコート地区で自主防災組織の設立に向けた出前講座が行われました。この講座は、自主防災組織の設立を検討している八河内地区、ディアコート地区から依頼があり開催されたものです。
講座は、防災についての簡単なクイズからスタート。とても強い地震が発生した後、次にする行動は?「1近所の様子を見に外に出る」、「2携帯ラジオを聴く」、「3家の中の片付けを始める」というクイズでは、「2携帯ラジオを聴く」に多くの人が手を上げられました。正解は、「1近所の様子を見に外に出る」です。自分や家族の身の安全が確認されたら、ご近所で火事がないか?、倒壊している家はないか?などを確認する意味でも近所の様子を確認してもらいたいと説明がありました。また、防災で一番大切なことは?という問いかけには、「協力すること」や「身を守る」などの意見がありました。町からは「命」を守ることが一番大切で、地震が発生してからいろいろな準備をすることは無理。自分を守る備えを常日頃から行ってほしいという説明がありました。参加者から「うちでは家具の固定を行っている」と取り組みを進めている方から意見がありました。
自主防災組織の役割について、町内には51団体の自主防災組織があり、平成27年4月現在の組織率は98.8%であること、自主防災組織は地域の人々の命や財産を守る組織であること等の説明がありました。また、一人ひとりが自分や家族を守ろうという自助活動と一人で避難できない方の把握や助け合う共助の取組を行ってほしいと、これからの取組のポイントについて説明がありました。
最後に、「困った時は、お互い様」の精神で普段からのおつきあいがあれば、災害が起きたときの助け合いがスムーズに行えるので、地区の取組に積極的に参加するなどの取組を実践してほしいとの言葉に、参加者全員がうなずいていました。

出前講座の様子

八河内地区
7月28日(火) 八河内集会所
地区の多くの方が集まり、真剣に防災について学んでいただきました。
地域で助け合う共助の大切さを再確認していただきました。



ディアコート地区
8月2日(日) 総合運動公園会議室
講座の最初に避難訓練を実施。まず、頭を守る行動が大切と身体を使って学んでいただきました。


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