第3章 重点構想 構想5 公共施設の機能と役割の再編
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構想5 公共施設の機能と役割の再編
宮代町の公共施設は、昭和40年代から50年代にかけて造成された住宅団地を背景として人口が右肩上がりに増えた時代に、その受け皿として建設された小学校、中学校をはじめとして、その時々の行政課題、多様なニーズに応えるために福祉、文化、スポーツなどさまざまな分野で整備されてきました。
このうち学校については、人口構造の変化などにより単純に文部科学省が示した設置基準面積に照らしても、現在ではピーク時の4割程度の床面積で賄える規模に縮小しています。このような中、平成30年代には断続的に小中学校の建て替え時期が訪れます。現在の数、規模のまま建て替えるという選択肢は、財政的にも、また教科指導、クラブ活動などの学校運営面においても合理的ではありません。
むしろ、建て替えにあたっては学校施設単体の更新ではなく、地域コミュニティやさまざまな地域活動を生み出す拠点として、公民館などの機能を併せ持つ施設とすることで、世代を超えた交流、助け合い、地域づくりを進めるきっかけにもなり、財政的な側面だけでなく、地域防災拠点の視点など、今までの公共施設では生み出し得なかった効果を創出することができます。
また、公共施設の機能の中には社会状況の変化とともに設置当時の目的に変化が生じ、地域に密着した施設や他の公共施設が役割を果たすことで、今以上の効果を発揮できるものもあります。
こうした考えに基づき、今ある公共施設すべての機能、役割を見直すことで魅力と活力あるまちづくりを進めて行きます。
方針1 施設を再編し、地域コミュニティの拠点づくりを進めます
平成30年代から順次建て替え時期を迎える小中学校の再編案を詳細に策定し、地域コミュニティ活動の拠点として多機能化を進めます。また、全ての公共施設を、次代の必要性や社会的役割に合わせた機能の整理を行ない、将来にわたり持続可能な規模への転換を行います。
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