令和8年度町政施政方針について
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町政運営にあたっての基本的な考え方「令和8年3月議会定例会」
1. はじめに
本定例会におきまして、令和8年度当初予算案をはじめ、町政運営に関わる重要案件をご審議いただくに当たり、私の町政運営の基本姿勢と、令和8年度の施策の方向性について申し上げます。議員の皆様、そして町民の皆様のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
2. 町政を取り巻く社会経済情勢と課題認識
我が国の経済は賃上げなど前向きな動きが見られる一方で、物価上昇の長期化、人手不足、公共工事や委託コストの増加など、自治体行政運営の前提を大きく変える要因が重なっております。
暮らしの実感として「良くなった」と感じにくい状況が続いていることを、重く受け止めております。特に、子育て世帯、年金生活者の皆様、地域の中小事業者には、きめ細かな目配りが必要です。
また、首都直下地震をはじめ大規模災害は、いつ起きてもおかしくありません。予測できないからこそ、日頃の備えを積み重ね、いざという時に確実に動ける体制を整えることが、基礎自治体の責務であります。
本町では、少子高齢化の進行により、医療・介護・福祉など社会保障関連経費が伸びる一方、それを支える生産年齢人口の減少、担い手不足が、地域活動や公共交通、防災などにも影響しています。制度を整えるだけでなく、地域・行政・民間が連携し、限られた資源の中でも必要なサービスを途切れさせない行政運営が不可欠です。
3. 三期目初年度の町政運営の基本姿勢(対話・宮代らしさ・人が輝く町)
私は昨年10月の町長選挙の結果、3期目の町政を担わせていただくこととなりました。初当選以来、町民の皆様との対話を大切にし、宮代らしさ、宮代だからこそできることを積み重ね、「小さくても輝く町」を目標に町政運営を進めてまいりました。3期目におきましても、この姿勢は変わりません。
本町では、地区・自治会、市民活動団体をはじめ、町民の皆様が主体となった多様な活動が広がっております。私は、こうした町民の皆様の力こそが、本町の最大の資源であると確信しております。第5次総合計画の未来像「首都圏でいちばん人が輝く町」の実現に向け、議会の皆様、町民の皆様と共に歩みを進めてまいります。
4. 令和8年度予算編成の基本方針
令和8年度の予算編成に当たりましては、「持続可能なまちづくりの推進」を目指し、4つの方針に基づき編成いたしました。
第一に、住民サービスの向上です。国・県の動向や時代の変化を捉え、生活の質と利便性の向上につながる施策を進めます。
第二に、重点化と成果の徹底です。後期実行計画事業を着実に推進し、工程管理と成果点検を徹底します。
第三に、歳入確保と歳出改革です。国県補助金等の活用、ふるさと納税の強化、企業誘致などにより財源確保に取り組むとともに、事業の効果・効率を再点検します。
第四に、行財政改革の推進です。業務改善やDXによる省力化・効率化を進め、安定的にサービス提供できる体制を整えます。
こうした基本方針に基づき、物価上昇や人件費の増加、社会保障関係経費の伸び、公共施設及びインフラの維持更新需要などを踏まえつつ、町民生活に直結する行政サービスを安定的に提供することを第一に、重点化と効率化を徹底して編成いたしました。 併せて、国・県の制度や補助金を最大限活用し、将来負担に留意しながら、財政規律を堅持した予算としております。
一般会計は、165億5,200万円で、前年度と比較して30億2,600万円、率にして22.4%の増となっております。国民健康保険、介護保険及び後期高齢者医療の各特別会計は、76億7,750万2,000円で、前年度と比較して2.7%の増となっております。水道事業会計、下水道事業会計につきましても、必要な維持管理と計画的な整備を進める考えでございます。
5. 第5次総合計画「後期実行計画」スタート
令和8年度は、第5次総合計画の後期実行計画の初年度となります。町民の皆様との対話を通じて積み重ねてきた「宮代らしさ」の価値向上、コンパクトな町の強みの発揮、多様な主体の活動の創出、そして行政運営の変化を踏まえ、事業の実施状況や成果を見える化し、必要に応じて改善しながら、町民の皆様の実感につながる施策を進めてまいります。ここから、4つの構想ごとに、主な事業を申し上げます。
構想1 宮代らしさを価値として高めていく
地域資源である「農」を軸に、新しい村魅力アップ事業により、施設整備、農体験フィールドの拡大、案内・情報発信の強化を進めます。併せて、宮東・中島地区圃場整備事業による基盤整備と担い手への農地集積、宮代農業人材育成事業による次代の担い手確保を進めます。また、まちなかどこでもミュージアム事業、みやしろ芸術祭、みやしろズームアッププロジェクトにより、町の魅力がより届く仕組みを磨いてまいります。
構想2 コンパクトな町の強みを活かす
東武動物公園駅周辺の活性化を、ハード・ソフト一体で進めます。イベント等によるにぎわい創出と、駅前広場や駅前通り線等の整備を着実に進めてまいります。また、宮代型デマンド交通事業により、持続可能な公共交通の検討を行います。春日部久喜線等の都市計画道路整備を推進し、利便性と防災力の向上を図ります。併せて、産業誘致や農地の有効活用、土地利用の推進によって付加価値創出を後押しします。
構想3 さまざまな活動や主体を生み出す
地区コミュニティセンター事業を推進し、須賀小学校区の地域拠点施設の整備・運営準備を進めます。また、地域課題の解決に向けた連携を進めるとともに、中央・姫宮エリアでの検討も進めてまいります。併せて、子どもの居場所づくりなど、地域の実情に応じた支え合いの取り組みが広がるよう支援します。
構想4 社会環境の変化に対応し行政運営を変化させ続ける
訓練や啓発等を通じて自助・共助を底上げし、地域防災力の強化を図ってまいります。また、自治体DX推進事業により、窓口キャッシュレスやLINE等を活用したオンライン手続きの拡充、コンビニ交付の拡充、ペーパーレス化を進め、住民の利便性向上と業務効率化を両立します。
公共施設についても、公共施設マネジメントを推進し、将来世代に責任ある整備・運営に努めます。新しい須賀小学校・地域拠点施設は、教育環境の充実に加え、地域・防災の拠点となる重要事業です。安全確保と丁寧な情報共有のもと進めるとともに、完成後の運営や平時・災害時の活用のあり方についても検討を深め、準備を進めてまいります。
6. 結び
以上、令和8年度の町政を取り巻く状況、町政運営の基本姿勢、当初予算案の概要、そして後期実行計画初年度としての重点施策の方向性について申し上げました。本町には、町民の皆様が主体となり、地域を思い、支え合い、挑戦する力がございます。これまで以上に、町民の皆様お一人おひとりの顔を思い浮かべながら、議会の皆様と共に、対話を大切にした町政運営を進めてまいります。議員の皆様におかれましては、提案いたしました諸議案につきまして慎重にご審議賜りますとともに、町民の皆様には町政への一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、施政方針といたします。
令和8年度当初予算案の記者発表について
令和8年度宮代町当初予算案記者発表資料について (PDF形式、2.10MB)令和8年2月17日に開催した令和8年度宮代町当初予算案記者発表資料です。
須賀小学校地域拠点施設整備の進捗状況について(PDF形式、8.07MB)
新しい村魅力アップ事業の概要について (PDF形式、1.37MB)
宮代町の物価高騰対策について (PDF形式、1.99MB)
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