防犯カメラで地域を守る

町では、犯罪の起こりにくい環境整備の推進にあたり、総合運動公園、はらっパーク、新しい村、和戸駅周辺、東武動物公園駅周辺、姫宮駅周辺に防犯カメラを設置しました。昨今、防犯カメラの記録映像が、犯罪が発生した場合の早期解決につながることがあります。こうした効果に期待して、犯罪発生の抑止と日常生活の安全確保を図ってまいります。

町で設置した防犯カメラは、公共の場における犯罪抑止と安全確保のために設置するものです。したがって、撮影された映像の利用及び提供は、「捜査機関から犯罪捜査の目的で文書により提供を求められたとき」「法令に基づき文書により要請を受けたとき「生命や身体、財産の安全を守るため緊急かつやむを得ないと認められるとき」に限ります。

姫宮南団地自治会で防犯対策委員会を設立しました。この委員会は地区で活動する自主防犯組織で、「自分たちのまちは自分たちで守る」という意識を基本に、犯罪を未然に防ぐ環境づくりを担います。このたび、更なる防犯力強化をめざして、委員会が中心となり防犯カメラを地区に設置しました。

防犯カメラの設置は、周辺で空き巣や不審火などが発生していると聞いたので、地域住民を守る犯罪対策のために地区で何かできないか話し合いを重ね、防犯カメラを設置することになった。防犯カメラの器具選定や効果的な設置箇所については、警察や有識者に意見を伺い、委員会で時間をかけて話し合うことで、納得のいく検討結果が得られた。設置の際、地域からは「生活を監視されるようで嫌だ」「個人情報は保護されるのか」などの意見や疑問があげられたが、特に個人のプライバシーに配慮し、誤解の無いように時間をかけて説明することで、地域からの合意が得られ設置することができた。結果、「設置してくれてありがとう」「少し不安が解消された」などの声が届き、非常に嬉しかった。これからも、自主防犯組織として地域の犯罪対策に力を入れていきたい。とお話しをいただきました。更なる活動に期待します。

今回、姫宮南団地の防犯カメラは、購入費の一部に町の補助金「宮代町安心安全まちづくり推進事業補助金」が充てられています。この補助制度は、地区における防犯活動を支援するため、自主防犯組織を対象に予算の範囲内で補助金を交付するものです。地区における防犯パトロールや啓発活動、地区防犯の資機材、研修会などの費用に充てることができます。詳しくは防犯・交通安全担当にご相談ください。