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あしあと

    ヤングケアラー研修会を開催しました!

    • [初版公開日:]
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    ヤングケアラーの早期発見のために

     令和7年7月31日(木)、宮代町立コミュニティセンター進修館に於いて、株式会社 想ひ人 代表取締役 金子萌氏を講師に迎え、学校職員を対象とした研修会を行いました。

     当日は、町立小中学校の教職員等20名が参加し、ヤングケアラーとその支援について理解を深めました。

    研修会の様子

    ヤングケアラー当事者の人生から考える支援のあり方

     講師の金子さんは、お父様が44歳で若年性パーキンソン病と認知症を発症され、17歳から現在に至るまで在宅で介護をされている元ヤングケアラーです。

     今回の研修では、はじめに、ヤングケアラーの概要、実態、具体的な課題等についてお話いただきました。

     次に、金子さんご自身の経験談や、事例を参考に、気づきのポイントについてご説明がありました。

     質疑応答の場面では、「きょうだいの上の子が一生懸命下の子の世話や家事をしている家庭がある。今はやってもらうことが多い下の子だが、今後下の子自身が家事などを担いヤングケアラーとなる可能性もあるのか。」などがあげられました。

     講師からは、家族のなかで「そういうものだ。」という考えがある。下の子自身がケアラーになる可能性も考えられると回答がありました。

    研修会の様子2

    研修を終えて

     ヤングケアラーのこどもたちは、自分が望んでケアをしている場合や、ヤングケアラーだとあてはめられることに抵抗感を持っている場合も少なくありません。

     ヤングケアラーだから特別な支援が必要と考えるのではなく、こどもの抱える問題の1つとして捉え「話しても良いこと」「あなたの味方」というメッセージを送り続けることが大切です。

     今回の研修を機に、ヤングケアラーに対する認識が広まり、支援が必要なこどもやご家庭の気づきに繋げていきたいと感じます。


    ヤングケアラー相談窓口

     ヤングケアラー自身が、問題に直面したとしても、絶望する必要はありません。必要な支援に繋げ、状況を改善する方法について相談することができます。

    ■埼玉県ヤングケアラー・若者ケアラー向け相談line相談窓口

    ・平日11時~20時(相談者からの、メッセージの送信は24時間可能)

    ・詳細はこちら→埼玉県ヤングケアラーチャンネル(別ウインドウで開く)(別ウィンドウでひらく)

    ■宮代町役場 子育て支援課こども安心担当

    ・平日8時30分~17時15分

    ・0480-34-1111 (内線:362、366)

    お問い合わせ

    宮代町役場子育て支援課こども安心担当(こども家庭センター)

    電話: 0480-34-1111(代表)内線362(1階8番窓口)

    ファックス: 0480-34-1163

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