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あしあと

    ヤングケアラー研修会を開催しました!

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    ヤングケアラー早期発見のために

    令和6年10月22日(火)、宮代町立図書館に於いて、一般社団法人ヤングケアラー協会の小林鮎奈氏を講師に迎え研修会を行いました。

    当日は、町内で活動をされている民生委員・児童委員の方々約50名が参加し、ヤングケアラーとその支援について理解を深めました。

    ヤングケアラー当事者の人生から考える支援のあり方

    はじめに、元ヤングケアラーである小林鮎奈さんから、ヤングケアラーの概要、実態についてお話いただきました。

    次に、小林さんご自身の経験談から、小中学生時代、高校生時代、社会人になって感じていた気持ちなどをお話いただき、ヤングケアラーを支えるための視点についてご説明いただきました。

    小林さんは、8歳の頃に母が心の病気を患い、悩みながらケアを行ってきました。中学校では不登校を経験し、卒業後は定時制高校に進学、学費を稼ぎながら学校へ行きました。

    「母の病気のことを、相談できる人に出会いたい」という想いから、看護の専門学校に進学し看護師となりました。外科病棟を経て、精神科病院で勤務しトラウマケアを学んできました。

    質疑応答の場面では、「ヤングケアラーという言葉は法的に位置づけられているものか」「病気の母を支える家族として、小林さん以外の家族(父、兄)の役割はどのようなものだったか」などが挙げられました。

    研修会の様子2
    研修会の様子3

    研修会に参加して

    研修会に参加された方々からは、

    「今までヤングケアラーという言葉も、そのような方がいることも知りませんでした。実際にヤングケアラーだった方の貴重なお話を聞かせていただけて、考える機会をいただけたと思いました。」

    「ヤングケアラー当事者の先生の話を聞いて、地域でこどもたちを見守ることの大切さを再確認しました。私たち民生委員、児童委員は、身近な大人として地域のこどもたちに寄り添い活動していきたいと思います。」

    などの感想をいただきました。

    今回の研修を機に、ヤングケアラーの認識が広まり、支援が必要なこどもやご家庭の気づきに繋げていきたいと感じます。


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