第1回(仮称)宮代町議会ハラスメント防止条例策定特別委員会を開催しました
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第1回(仮称)宮代町議会ハラスメント防止条例策定特別委員会
令和6年10月18日(金)10時から(仮称)宮代町議会ハラスメント防止条例策定特別委員会第1回目を議会室で実施しました。
第1回目の特別委員会では議会改革アドバイザーとして委嘱した取手市総務部情報管理課長の岩﨑弘宜(いわさきひろまさ)氏に出席いただき、参考人として意見、助言をいただきました。委員は議長を除く全議員で構成されています。
議長からのあいさつの後、(仮称)宮代町議会ハラスメント防止条例の名称について仮称を取るだけにとどめるか、「根絶」を加えた名称とするかの検討を行い、「根絶」を加えることに決定された後、事前に配布した条例(案)及び逐条解説(案)について、第1条から順番に確認作業を行いました。予定終了時刻の15時を超えて16時過ぎに終了しました。
今回、岩﨑アドバイザーの参考人としての出席は初めてでしたので、各議員からアドバイザーへの感想などコメントも併せて掲載します。
(田島正徳議長)
宮代町議会アドバイザーを引き受けていただき、誠にありがとうございました。また、お休みを取って特別委員会の参考人として出席していただきありがとうございました。12月定例会での埼玉県初の『ハラスメント撲滅の条例』制定に向けて議員が動いていますので、今後ともサポートをよろしくお願いいたします。
(佐藤将行委員)
【(仮称)宮代町議会ハラスメント防止条例策定特別委員会】が、取手市総務部情報管理課長の岩﨑弘宜氏を参考人、議員全員が委員として、先日正式に発足した。初回は条例案全文の検討を行った。条例としての位置付けや制度趣旨等への思いや考えの違いから出た多くの意見につき、岩﨑氏より解説をしていただきながら進行。今後も岩﨑氏からお知恵を拝借しながら、12月議会での条例成立に向け勉強会を重ねていくことが確認された。
(丸藤栄一委員)
今回の条例のタイトルに「根絶」という文言が入ったのは、宮代町議会としてのハラスメントを絶対に許さないという強い意志を示すものとなりました。今後は、ハラスメントの問題が発生したときにありがちなのが、「自分は嫌がらせをしたつもりはない」という行為者の認識です。私たちは、その辺のことをさらに具体的に解決をしていくように努力しなければならないと考えます。
(丸山妙子委員)
改選後の3月議会から、混乱の毎日でした。議員とは、倫理観とは、物事をどう考え捉えていくのか等、判断が麻痺した状態でした。これまで問題がなかったように見える当議会において、議会改革ができていなかったことが原因のひとつです。参考人が加わった委員会では、明確な助言があり、委員会運営とは、委員長権限など明確に示され、納得できるものでした。伸びしろのだらけの議会、すっきりした気持ちとなり、魅力ある議会へ前進。
(福澤和美委員)
アドバイザーが参考人としてご出席いただいた事で、論点がずれてきた時に、指摘し整理いただき、より充実した議論ができたと感じます。専門の知識を分かりやすく伝えて下さるので、疑問点もすぐに解決する事ができ、活発な意見が飛び交う委員会になったと思います。
(野原洋子委員)
岩﨑弘宜アドバイザーがご就任されて初めての会でした委員会でした。職務と勤務の違い、そして私たち議員の立場など、地方自治法と照らしてご教示いただき、最近の他自治体の傾向や情報などを素早く調べ、私たちの質問にお答えいただきました。 午後からスクリーンを見ながら参加者全員が情報を共有することができ、とてもわかりやすかったです。今まで議員だけで話し合っていた時よりも、的確なアドバイスがあることにより、同じことを何度も繰り返すような無駄な議論にもならず、スムーズに進められたことが大変ありがたかったです。
(金子正志委員)
議会ハラスメント防止条例を策定する必要性は、一人の議員の問題行動により生じました。4時間に及ぶ委員会のなかで、本人からの反省の意見はなく、質問と反論だけでした。にもかかわらず、アドバイザーの岩﨑答え、冷静に対応していました。そして、最後にはその議員に対して、注意すべき点、反省すべき点をはっきりと伝えました。そのときの毅然とした態度に、感心しました。
(小島あけみ委員)
岩﨑参考人の議会改革の経験と知識から、たくさんのアドバイスをしていただきました。条例策定に向けて議員だけでは理解しきれない言葉の文言や意味合いについて指摘し、みんなが意見を交わす機会を作っていただきました。生きた条例を作るために議論を交わし、宮代町議会のハラスメント根絶のために一丸となって最高の条例を策定していきたいと思います。
(泉伸一郎委員)
宮代町議会にとっては、今までにない不祥事が続いています。人間としてのモラルを問われる人格に、どのように対処すべきか深く考えなくてはならないところまで来ていた中、アドバイザーを迎えてのハラスメント防止条例の制定にあたり、アドバイザーの対処の姿勢にとても感銘を受けました。真摯な態度で指摘すべき点を明確にする事の重要性を改めて認識しました。決して感情的にならず、あくまで冷静に対処するよう気をつけます。
(鈴木次男委員)
条例文の作成で行使する側の考え方や、行使される側の受け止め方が、いかに大事か丁寧な説明を頂きました。今の宮代町の状況に合わせ、尚且つ、今後の起こる事態を想定した、(仮称)宮代町議会ハラスメント防止条例は、我々議員の必ずこの町からハラスメントを根絶し、また、二度とハラスメントを起こさない決意であると、町民の方に宣言する方法ではないかと思いました。
(塚村香織委員)
今回の条例制定の目的は、今、あるハラスメント行為の根絶と再発防止のためであり、岩﨑参考人のご助言により、私たちだけでは気が付かない点においても議論ができていることは大変助かっております。条例には書いていないから、とハラスメント行為を正当化させたくないという気持ちから、細かな点でのご意見をしてしまいますが、より精度の高い条例にしていけるよう今後共よろしくお願いいたします。
(土渕保美委員)
お忙しいなか岩﨑さまには、宮代町議会のためにお越しいただき誠にありがとうございます。本来なら今回のハラスメント委員会は必要ないことがあるべき町の姿だと私は思います。しかしながらこのような状況になった以上汚名返上のためにも岩﨑さんの意見を参考に町職員が安心して働けるような条例を作りますのでぜひとも最後までよろしくお願いいたします。
(川野武志委員)
私は18日のハラスメント防止条例策定特別委員会に別件があり、出席しないで残念でした。私は議員としては2期目ですが、保守系の議員仲間と会派をつくり、町執行部の進め方や予算に対して町民の代表として発言をしたり、自分の考えを提案をする議員としての仕事にやりがいを感じています。私は何事も一人でできることは、たかが知れていると思っています。いい仲間と共に宮代町に住んでいる人たちが自慢ができるような町にしていきたいと考えています。宮代町をもっと住みやすくしてみせます。

(仮称)宮代町議会ハラスメント防止条例(案)、(仮称)宮代町議会ハラスメント防止条例逐条解説(案)
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