毎年10月は「里親月間」です
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ご存じですか?・・・里親制度
さまざまな理由で、自分の家庭で生活することができないこどもたちがいます。
そんなこどもたちを、家族の一員として迎え、温かい愛情と家庭的な環境で育てていく、児童福祉法に定められた制度が「里親制度」です。
こども家庭庁をはじめ、都道府県では、毎年10月を「里親月間」と位置づけ、里親制度に対する理解を促進するための集中的な広報啓発に取り組んでいます。
里親パネル展を開催します
宮代町においても、みなさんに里親制度について知っていただきたいため、下記の日程で里親パネル展を開催します。
- 令和6年10月1日(火)~15日(火)宮代町役場1階ロビー
- 令和6年10月16日(水)午後~30日(水)宮代町立図書館展示ホール
お気軽にお越しください。
令和5年度パネル展の様子
なぜ、里親による養育が必要なのでしょうか
自分の家庭で生活することができない幼い乳児や児童には、実親の代わりに深い愛情を持って育ててくれる特定の大人との関係が大切です。
このような関係がないと、愛着障害の要因となることがあります。
愛着障害を抱えたまま成育すると、自信が持てない・他者とのコミュニケーションが難しい・反社会的な行動をとるリスクが高くなる等と言われています。
また、家庭での暮らしを知らないまま成長することで、将来自分が家庭を持った時にどのように育児をしたら良いかわからず、子育てが難しい状況になる場合もあります。
里親の役割
- 基本的信頼感の獲得
家庭での養育によって「自分は受け入れられているんだ」という自己肯定感を育み、基本的信頼感が獲得されます。
- 家庭モデルの獲得
適切な家庭生活を体験することで、家族のあり方を学び、将来自らが家庭生活を営む上でのモデルが獲得されます。
- 生活技術の獲得
家庭生活の中で、人との関係の育み方を学び、社会性や生活技術が獲得されます。
こどもの健やかな成長のためにも、里親になりませんか?
少しでも多くのこどもたちが、里親のもと家庭的な環境で養育されてほしいと願っていますが、現在、里親の登録数は不足しており大きな課題となっています。
埼玉県内では、養子縁組を目的とした里親、数日~数か月など短期間でこどもを預かる里親、長期間でこどもを預かり養育していく里親、中学生や高校生などの大きなこどもと一緒に暮らす里親など、幅広く里親を募集しています。
里親入門講座(越谷児童相談所主催)のご案内
里親入門講座では、制度の説明だけでなく、実際にこどもを養育している里親さんの体験談を聞くことができます。
この機会にぜひ、里親制度について学んでみませんか。
日時、場所、内容
日時:令和6年12月7日(土)14時~16時
(受付時間:13時30分~)
場所:越谷市北部市民会館第3会議室
越谷市恩間181-1
東武スカイツリーライン大袋駅西口下車、徒歩5分
駐車場有
内容:里親制度説明と現役里親の体験談等、質疑応答
申込先
その他
参加対象者は、埼玉県内に在住の方です。
参加費用は無料です。
保育はありません。
詳細については、越谷児童相談所へお問い合わせください。
お問い合わせ
宮代町役場子育て支援課こども安心担当(こども家庭センター)
電話: 0480-34-1111(代表)内線362(1階8番窓口)
ファックス: 0480-34-1163
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