宮代町食生活改善推進員協議会が厚生労働大臣表彰を受賞しました

食を通じた健康づくりのボランティア活動を行っている宮代町食生活改善推進員協議会の皆さん。平成元年の設立当初から料理教室の開催や町イベントの参加を通じて、子どもから大人まで幅広い年齢層の方々に対し、よりよい食生活の普及啓発を行っています。
長年にわたるこれらの活動が認められ、当協議会は栄養関係功労者として厚生労働大臣表彰を受賞しました。
この栄えある賞を受け、10月4日(水)に当協議会会長の吉田シゲ子さん、副会長の村岡和子さん、萩原良子さんが町長へ受賞の報告をしました。

当協議会は、健康づくりを広めるための食育活動を行っています。保健センターと連携して開催している親子料理教室や幼児食教室では、バランスの良い食事や調理の楽しさをアイデア溢れるレシピで伝え、各家庭での食育活動を支援しています。
さまざまなボランティア食育活動を通して、町民のみなさんの健康づくりを食から支えています。

町長との懇談で、吉田さんは「長年食育活動に取り組んでいるが、近年はコロナの影響もあり活動が従来通りには実施できない中、このような賞をいただきとてもうれしい」と受賞の喜びを語りました。また、「食品ロスや野菜の摂取量増加促進といった食への課題は尽きない。若い世代の方にも、教室等を通して色々なことを学べるように活動していきたい」と今後の意気込みを話しました。町長からは「コロナ禍では、さまざまな制限があったかと思いますが、その中でも料理教室等を精力的に行ってこられたことを評価され本当に喜ばしいことです」。さらに「今後もみなさんの活動の輪が広がり、町の健康づくり活動にご尽力いただきたい」と、これからの活動への期待を込めた応援のメッセージがありました。

町民の皆さんに元気な毎日を送っていただきたいという思いから、「私たちの健康は　私たちの手で」をスローガンに、34年にわたり活動されてきました。町の健康増進に取り組む当協議会の皆さんに、今後の活躍も期待されます。