収穫後は来年のための土づくりを!
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稲わらの早期すき込みで来年のための土づくりに!
今年の米づくりもいよいよ大詰め。町内各地の水田では、稲刈りが始まっています。
稲わらのすき込みは、収穫後できるだけ早めに行いましょう!
収穫後の稲わらや刈り株は、耕耘によって土と混ぜることで分解が進みます。
稲わらの早期耕耘には、田んぼにとってこんなメリットがあります!
●稲わらを分解する土壌微生物は、田んぼの地温が15℃以上で活動が活発になるとされています。すき込みは、稲刈り後できるだけ早めに実施しましょう。
●秋にすき込むことによって、春先のすき込みによるワキ(硫化水素、メタンガス)の発生が抑えられ、根腐れ等の生育障害を軽減することができます。
●「クログワイ」や「オモダカ」などの厄介な水田雑草も、塊茎を土壌表面に露出させることにより、枯死させて減少させる効果が期待できるます。
●「スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)」の貝を粉砕する効果も期待できます。
稲わらの適正管理について
これから本格的な秋雨・台風シーズンを迎えます。
台風や大雨により田んぼが冠水すると、稲刈り後の稲わらが流れ出し、用排水路・道路・側溝に詰まって周辺地域で浸水被害を拡大させたり、また下流域で稲わらが堆積して撤去・回収処理などの大きな問題となります。
そのため、稲わらの流出防止対策として、稲刈り後できる限り早めに耕耘して稲わらを圃場にすき込む、大雨や台風に備えて早めに撤去するなど、農家の皆さまには稲わらの適正な管理にご理解とご協力をお願いします。
お問い合わせ
宮代町役場産業観光課農業振興担当
電話: 0480-34-1111(代表)内線262、263、266(2階14番窓口)
ファックス: 0480-34-1093
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