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あしあと

    研修生日誌その2

    • [初版公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:21936

    9期生 研修2年目

    2023年2月(研修開始から1年1か月)

    出荷先3か所分の収穫・調製・袋詰め・出荷は結構時間を要することが肌で判ってきました。しかも現在、ブロッコリー単品のみにも拘わらずという状況、複数品目となる収穫最盛期(7月~8月)の対策を今のうちから考えておかないと仕事が回らなくなる可能性が高く、新たな課題となると思われます。この2月は大きなアクシデントもなく良い形で入塾2年目をスタートさせる事が出来たと感じています。


    3月(1年2か月)

    今後、暖かい日が継続される予報のため、2月中旬に播種した枝豆1畝の不織布を外し、苗を完全に開放しました。玉葱及びキャベツ(12月定植)区画の防除を開始、各栽培物の害虫及び病害予防に力を入れていきたいです。


    4月(1年3か月)

    妻の支援を得て、玉葱の収穫及び里芋の定植を実施しました。特に里芋はマルチの穴あけと植付けを同時進行で進める事が出来、計画より早く作業が完了、妻には感謝しています。初めて玉葱の収穫を実施。 改めて貯蔵場所を確保しないと出荷に影響が出る事を自認、今後の収穫前に問題を解決しないと作物を駄目にしてしまう可能性が高くなってしまいます。


    5月(1年4か月)

    枝豆は初めて抑制栽培にチャレンジしてみましたが簡単ではありませんでした。2月下旬の発芽から3月上旬までの生育は順調だと思われましたが、3月中旬以降、気温上昇に対する温度管理が失敗の原因だと考えられます。来期、振り返り検証をしっかり実施し、再トライしていきたいと考えています。


    6月(1年5か月)

    昨日より今年の主力野菜である枝豆の収穫出荷をコンスタントに始めました。2月~3月播きの枝豆は温度管理など上手くいかず、期待していた収量及び6月出荷が殆ど出来ませんでしたが、その後植えた枝豆は今のところある程度の収量が見込めそうなので安堵しています。新規就農者組合の定例会に参加しましたが、JA職員から農薬に関する講習があり、大変参考になりました。農薬散布に関してはかなり勉強し実践してきましたが、結構悩む点もあり、問題解消の糸口が見えた気がします。


    7月(1年6か月)

    週末は枝豆の収穫出荷を最優先に対応することとしました。異常気象(高温・水不足)による影響も出始めており、枯れる速度が計画していたより早いように感じます。勿体ないけれども、1畝全ての収穫を断念し、計画より早い畝の収穫を始めることも必要かと感じています。また出荷量を増やす事も検討する必要がありますが、現在のひとり作業では2か所分が限界であり、来期に向けて何か工夫する必要があると感じました。


    8月(1年7か月)

    8月31日に気象庁が出した長期予報でも、この猛暑は9月中旬頃まで続く見込みとのこと。雨量は例年通りとのことですが、天気図を見る限り期待が出来ません。圃場に定植して生育させることができるのか?順調に育っている姿が想像できません。今は兎に角、雨が欲しい(台風でも良いと思う事もある)。6月から8月上旬まではある程度計画通りでしたが、中旬以降、この異常気象(猛暑、水不足)の影響がボディーブローとなって効いて、果菜類の収量減から始まり枝豆の収穫出荷の早期終了(害虫発生も原因に含む)と厳しい現実を突きつかれてしまいました。明るい材料がないまま、9月へ突入することになりますが、気持ちを切り替え、今できる事を確実にやっていきたいと思います。


    9月(1年8か月)

    昨日、里親農家からレクチャーを受けた定植作業の効率化を色々と試してみました。即時対応可能なアイデイアは作業の効率化に繋がる事も確認出来ました。圃場のうち1区画は、明日定植するブロッコリ-で埋まる為、計画通り圃場の整備を進め、10月定植分に備えていきたいです。9月は出荷するものがなく、昨年の反省を活かす事が出来ませんでした。猛暑と水不足の影響が大きかった事もありますが、この様な異常気象に対処出来なかった事が将来に向けて大きな課題となってしまいました。


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