HPV(子宮頸がん予防)ワクチンキャッチアップ接種の期間延長について
- [初版公開日:]
- [更新日:]
- ID:21431
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます

キャッチアップ接種の期間延長について
令和3年12月28日厚生労働省の通知により、HPVワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した平成9年度生まれから平成19年度生まれまでの女性を対象に、キャッチアップ接種を行っています。
なお、キャッチアップ接種は、今年度で終了の予定でしたが、令和4年4月1日から令和7年3月31日までに1回以上接種していれば、残りの回数の接種期間は、令和8年3月31日まで延長となります。
令和7年3月31日までに少なくとも1回の接種を済ませてください。
(参考)HPVワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~(厚生労働省ホームページ 外部リンク)(別ウインドウで開く)

キャッチアップ接種対象者
令和6年度
平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性で、任意での接種回数を含めて、合計3回の接種が完了していない方
令和7年度
平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女性に加え、平成20年4月2日から平成21年4月1日生まれの女性で、令和4年4月1日から令和7年3月31日の間に1回以上接種している方
子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)の接種の前に、厚生労働省作成「小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ」「小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)」をお読みいただき、ワクチンの有効性とリスク等を十分ご理解いただいた上で接種してください。

(1)接種期間
令和4年4月1日~令和8年3月31日まで
※令和7年3月31日までに少なくとも1回の接種を済ませてください。

(2)接種費用
無料
※接種期間(令和8年3月31日まで)を超えると自己負担となります。

(3)接種当日の持ち物
母子健康手帳、本人確認できるもの(マイナンバーカード、健康保険証等)、予診票
※転入や紛失によりお手元に宮代町の予診票がない場合は、母子健康手帳にて接種履歴を確認したうえで、予診票をお渡ししますので、保健センターへお越しください。

(4)ワクチンの種類・接種回数・接種間隔
はじめて接種を開始する方は、『標準的なスケジュール』に沿って進めます。3回接種には6か月程度かかります。
HPVワクチンを過去に1回または2回接種した後、しばらく接種を中断し、3回目接種のスケジュールを最後まで完了していない方は、『標準的スケジュールで接種できない場合のスケジュール』で接種を進めます。
予防接種の種類 | 接種回数 | 標準的なスケジュール | 標準的なスケジュールで接種できない場合のスケジュール |
---|---|---|---|
シルガード9 (9価) | 3回 (15歳以上の場合) | 初回接種後、2か月あけて2回目を接種し、1回目から6か月あけて3回 | 1回目から1か月以上の間隔をあけて2回目を接種した後、3か月以上の間隔をあけて3回目を接種 |
サーバリックス(2価) | 3回 | 初回接種後、1か月あけて2回目を接種し、1回目から6か月以上あけて3回目を接種 | 1回目から1か月以上の間隔をあけて2回目を接種した後、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半以上の間隔をあけて3回目を接種 |
ガーダシル (4価) | 3回 | 初回接種後、2か月あけて2回目を接種し、1回目から6か月以上あけて3回目を接種 | 1回目から1か月以上の間隔をあけて2回目を接種した後、3か月以上の間隔をあけて3回目を接種 |
※HPVワクチンの接種は、原則、同じ種類のワクチンで実施します。医師との相談の上、途中からシルガード9(9価)ワクチンに変更し、残りの接種を完了することも可能です。この場合にも、公費で接種することができます。

(5)町内の実施医療機関
医療機関名 | 住所 | 電話番号 | 予約 | |
---|---|---|---|---|
1 | すずき整形外科クリニック | 和戸1373-1 | 31-1181 | 必要 |
2 | 公設宮代福祉医療センター六花 | 須賀177 | 36-2760 | 必要 |
※町外の契約医療機関は、『埼玉県住所地外定期予防接種(インフルエンザを除く)相互乗り入れ接種協力医療機関名簿』(外部リンク)(別ウインドウで開く)で確認できます。

HPVワクチンについて
HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンです。
HPVワクチンには、サーバリックス、ガーダシル、シルガード9の3種類あります。
サーバリックスとガーダシルは、子宮頸がんをおこしやすい種類(型)であるHPV16型と18型の感染を防ぐことができ、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぐことができます。
シルガード9は、HPV16型と18型に加え、ほかの5種類のHPVの感染も防ぐため、子宮頸がんの原因の80~90%を防ぐことができます。

積極的勧奨控え時期に自費で接種した方へ
HPVワクチン接種の積極的勧奨の差控えにより、HPVワクチンを自費で接種した方への任意接種費用の助成(償還払い)を実施しています。
・ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを自費で接種した方への任意接種費用の償還払いについて

子宮頸がんの予防・早期発見のために・・・子宮頸がん検診を受けましょう!
子宮頸がん予防ワクチンですべてのHPV感染を予防することはできません。子宮頸がん検診を定期的に受けることで、がんになる過程の異常(異形成)やごく早期のがんを発見し、経過観察や負担の少ない治療につなげることができます。
ワクチン接種を受けた方も、20歳になったら子宮頸がん検診を受けましょう。
お問い合わせ
宮代町役場健康介護課健康増進担当(保健センター)
電話: 0480-32-1122
ファックス: 0480-32-9464
電話番号のかけ間違いにご注意ください!