みやしろ文芸
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広報みやしろ『みやしろ文芸』にお寄せいただいた全作品をご紹介します。

9月号
今年またここで逢えたね曼珠沙華 武藤芳夫
梅雨明けや畑のオクラと背比べ 渡辺進
暑さには居直りて行く散歩かな 原崇雄
朝夕の涼しき風に秋潜む 浅倉孝郎
ふるさとの家族ら集うねぶた祭 森山恒子
蝉生きる光を浴びた七日間 清川育代
暑い日々町の皆様おきをつけ 上野孝治
妻送り見上げた空にお月様 横手敏夫
みやしろいスポーツ刈りの宮東 古山陽一
バタフライスポーツの秋合格したい 古山縁
2がっきもきゅうしょくぜんぶたべたいな 古山結
流れ雲夏風に乘り絵を描く!! 渡部道子
目の前の家事の山積み気になれど暑さに体付いて行かれぬ 佐藤よし江
うみぞひに夫立ちおよぐ細身なりあえかなるかな老い老いしやも 濵島宗雄
象に乘る親子写眞のライン来て透かさず送る日本の夕焼け 納谷千代
七夕の短冊に書く願事何時も決って健康二文字 濵田恒雄
行く夏や校舎見廻り最後なる廊下の先のカウンセラー室 冨澤鎮男
妖精のようなゆのちゃんといっしょにバイトした忘れられないあの夏 宇津木さえ
あの頃は家のうらてにゃ大きな木の二、三本今じゃぼん様かざる竹もなし 秋谷昭代
曲ってる「し」の字「へ」の字の胡瓜みて「個性があるね」と娘の評価 金子輝男
友白髪誓旅立早すぎる二十八年間では白髪揃えず 新井景次郎
富士の嶺と秩父の山脈連らなりてはるかに見えた昭和の景色 島村貞子
我が命昭和平成令和生き昭和一〇〇年目出度い年か 髙橋千代
日が暮れて胡弓の響きに踊る影なぜかせつなき八尾のまつり 森本君江
大好きな宮代住民六十年天にむかって平和に感謝 矢島忠愛

広報みやしろ文芸の申込について
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