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あしあと

    みやしろ文芸

    • [初版公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:21393

    広報みやしろ『みやしろ文芸』にお寄せいただいた全作品をご紹介します。

    4月号

    バス乗りしおちこち桜舞いちりぬ 森山恒子

    ここち良いホットな陽気皆元気 上野孝治

    歳とらぬ雛は見てきた女児の成長 武藤芳夫

    亡き人が遠く近くに春霞 浅倉孝郎

    微酔ひの我をまねるか朧月 森本君江

    空き家には梅花の香り主待つ 横手敏夫

    梅六分冬将軍や居座りて 渡辺進

    赤城山あたりに雲や空っ風 原崇雄

    惜春や夜の眠りの心地よきかな 村田信明

    春香るヨモギ摘む手に草餅に 清川育代

    三寒と四温くぐって目白来る 村田陽宣

    新歓期「春日部出身」盛ってるよ 古山陽一

    四年生新しい勉強わっくわく 古山縁

    椿の蜜さえずりながら吸うメジロマッサージ器にて揺れつつ見る吾 金子輝男

    花便り日々数多けれど脚重き我れアルバムを繰りて憩いぬ 岡本信吾

    国のため戦死を遺族に絶対「口外禁止す」とう国在り 濵島宗雄

    関東の雪の予報にいち早く夫は出しをる雪掻きスコップ 納谷千代

    絶え間なく夜の静寂に着地する鉢にうっすら春の淡雪 佐藤よし江

    冬の空サバの背中ににた白い雲サバの季語なんてあったかなあ 秋谷昭代

    春めきて日向の水槽水温み中の金魚も水面を泳ぐ 濵田恒雄

    真っ暗なトンネルの中ひとりきり駆け出して今光のもとへ 宇津木さえ

    雷様だ田植中止だ家帰る蚊帳の中にて福豆つまむ 新井景次郎

    昇る陽の光に映えて外房の寄せては返す波の華やぎ 島村貞子

    米寿すぎ急ぐことなしあわてずにその日その日を大切にする 髙橋千代

    早咲き桜サラサラひらり散り去りし青葉の芽吹き遊歩道春の散策青い空 矢島忠愛

    広報みやしろ文芸の申込について

    俳句、短歌等の投稿方法は、住所・氏名・電話番号を記入し、郵送またはメール

    郵送:〒345・8504 宮代町役場「広報みやしろ」

    メール:voice@town.miyashiro.saitama.jp

    ※漢字には必ずふりがなをつけてください。連絡先や名前がなく、俳句短歌等の内容が確認できない場合は、掲載できません。

    ※毎月10日までに投稿いただいたものを翌月掲載します。

    ※楷書での記入をお願いします。

    ※広報紙の紙面に限りがあるため、投稿者多数の場合は抽選での掲載となります。

    お問い合わせ

    宮代町役場総務課秘書広報担当

    電話: 0480-34-1111(代表)内線206、207、208(2階9番窓口)

    ファックス: 0480-34-7820

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