令和4年度以降の小中学校の適正配置の取組について
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小中学校の適正配置とは?
また、現在の小中学校は、古い校舎で建築から約60年、新しい校舎でも約40年が経過し、施設や設備の劣化が著しく、生活様式の変化(トイレの洋式化)や教育環境の変化(ICT化)への対応が不十分であり、今後、大規模な改修や更新等が必要な時期を迎えます。
こうした子供たちの数の減少に伴う課題や学校施設の老朽化に伴う課題を解決するため、将来的に必要となる学校数の検討及び学校の再編・再整備等を行い教育環境の改善を目指すことを「小中学校の適正配置」と呼んでいます。
学校規模が失われることによる子供たちの教育関係への影響(主なもの)
※単学級となった場合、クラス替えが出来ず人間関係が固定化しやすくなる
※団体競技の部活動が成り立たず、部活動の選択肢が減少する
※学級数に応じて教員数が決まるため、十分な教員数(教科担任)が配置されなくなる など
これまでの小中学校の適正配置の取組は?
取 組 内 容 | |
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平成23年11月 | 「宮代町公共施設マネジメント計画を策定 |
平成24年12月 | 「適正配置に関する審議会」を設置 |
平成25年6月 | 審議会に対して適正規模と適正配置について諮問 |
平成26年12月 | 審議会から「適正配置の基本的な考え方」について答申 |
平成28年3月 | 「宮代町立小中学校適正配置計画」を策定 ⇒将来的に小学校3校、中学校1校に再編する旨を計画に位置付け |
平成28年10月 | 須賀中学校区、百間中学校区、前原中学校区ごとに計6回の地域説明会を開催 |
平成28年12月 | 町議会にて「小中学校の統廃合について、慎重な取組を求める請願」が採択 趣旨:早急に進めず、保護者及び町民の声を反映させ、計画の見直しと検討を求める |
令和元年7月 | 請願を受け「適正配置に関する審議会」を再設置 諮問事項 「適正配置計画の検証について」、 「学校教育環境を取り巻く環境の変化を踏まえた今後の在り方について」 |
令和元年7月 ~ 令和3年5月 | 適正配置に関する審議会にて適正配置計画の再検証等を実施 適正配置審議会:識見者、地域代表、保護者代表、学校長、公募による市民で構成 10回の会議と1回の視察研修を開催 |
令和3年5月 | 審議会から諮問事項に対する答申 ⇒答申を受け今後の適正配置の方向性について検討開始 |
今後の方向性は?
町では、これまでの経緯、審議会からの答申及び将来の児童・生徒数の見込みを踏まえ、さまざまな観点から今後の小中学校の適正配置はどうあるべきかについて検討を行ってきました。その結果、全国的な少子化の傾向を考えれば、長期的には児童・生徒数の減少は避けられず、学校規模が失われることによる課題への対応が必要になること、また、学校施設の老朽化や近年求められる教育環境の変化(ICT化等)への対応が必要になること等を勘案し、令和4年度から長期的な視点で新たな小中学校の適正配置に取り組むこととしました。
詳細につきましては、このホームページ等で随時お知らせします。
お問い合わせ
宮代町役場教育推進課教育総務担当
電話: 0480-34-1111(代表)内線425、426(2階17番窓口)
ファックス: 0480-34-4152
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