宮代町公設六花でのリハビリに励む私
- [初版公開日:]
- [更新日:]
- ID:18465
エルゴメータで汗を流す
朝9時にわが家の呼び鈴が鳴り、「おはようございます。六花です。」の明るい声がひびく。介護士さんらの迎えの車が到着である。私の心も弾み、リハビリの一日が始まる。公設医療センターであるリハビリセンターには、宮代町内からデイケアの参加者が続々と集まってくる。世代は60歳代から90歳代までの多様な高齢者である。基本的には自分で動ける、向上心にあふれた何らかの障害を持った人達である。私のカリキュラムは週2回であるが、理学療法士が個人個人に合わせて決めてくれる。
私にとっての午前中のハイライトは、エルゴメータ(固定自転車)である。10分間に1200ステップを目指しているが、なかなか容易ではない課題である。この数日は、この目標に達することもあるようになった。エルゴメータは結果が数字で出るのでやりがいがあると言える。自己記録を上回ると嬉しい気分になれる。
筋トレの基本の「キ」であるスクワット
お昼の給食を挟んで、午後は、足腰を鍛えるプログラムとなる。私は、ゆっくり腰を下ろしてくスクワットが苦手である。早い動作ではなく、緩やかな筋トレであるスクワットはつらい運動である。しっかり上体を、お辞儀をする状態にしながら起こしていくと教わりながらも、実際にはきつい。自宅でも練習してと、インストラクターに言われながらも、行うは難いスクワットである。この頃は形が少し出来てきたと言われ、ほっとすることもある。
一日では成らないが精進の日々

高齢者となってくると、年々、身の動きが思うようにならなくなる。宮代町の公設六花でのトレーニングは、高齢者には励みの機会である。参加者は皆、真剣にリハビリに取り組んでいる。自宅周辺でのウォーキングだけでは得られない成果を実感できる大切な場所である。
これからも、新井康之町長をはじめとする行政当局の厚いご支援をお願いしたい。
著:宮代町在住 芳住邦雄
お問い合わせ
宮代町役場総務課秘書広報担当
電話: 0480-34-1111(代表)内線206、207、208(2階9番窓口)
ファックス: 0480-34-7820
電話番号のかけ間違いにご注意ください!