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あしあと

    人権それは愛3月号ー同和問題(部落差別)ー

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    • ID:18322

    同和問題(部落差別)について ~問題の解決に向けて~

     同和問題とは、日本社会の歴史的過程で形作られた身分差別によって、一部の人々が長い間、経済的・社会的・文化的に低い状態に置かれることを強いられ、同和地区とよばれる特定の地域の出身者であることなどを理由に、結婚を反対されたり、就職時に差別を受けたりするなど、基本的人権の侵害に関わる我が国固有の重大な人権問題です。

     近年、情報化の進展に伴いインターネット上において、県内外の特定の地域を同和地区と識別させ、同和問題を助長・誘発するような事件や、同和問題を口実に不当な利益を求める「えせ同和行為」等の事象が起きています。また、昨年1月には、県内において、差別ビラが小学校やその周辺に数回にわたり撒かれたという事件が起きました。これらは、同和問題を正しく理解していないがゆえに起きた事件であり、現在もなお同和問題が残っていることを象徴しています。

     そうした問題を解決し、差別のない社会を実現していくため、平成28年12月に「部落差別の解消の推進に関する法律」が施行され、国や地方公共団体では部落差別の解消に向け、研修やイベント等のさまざまな取り組みを行っています。

     いつどこで起こるか分からないこのような問題に対して、誤った情報に流されることのないよう、正しい理解と認識を深めていく必要があるのではないでしょうか。

    お問い合わせ

    宮代町役場 教育推進課 生涯学習・スポーツ振興担当
    電話: 0480-34-1111(代表)内線431 ファックス: 0480-34-4152