小学生の持ち物の軽減及び「置き勉」について(2021年11月13日)
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手紙の内容
初めまして、現在小学校に通学している子供の保護者です。標記の件について、対策をお願いしたく手紙を書いた次第です。
先日、子供に学校のことを聞くと、「学校は楽しいけど、重いランドセルと荷物を持って登校するのが辛いから行くのが嫌だ」と言われました。試しに、ランドセルを持ってみるとその重量はかなり重く(6キロ弱)、大人でも辛く感じました。まして体格の小さい低学年の子供達には、体罰のように思えます。
日本では「ランドセル症候群」を3人に1人が経験しているという事実もあり、うちの子も該当するようです。
2018年9月、文部科学省は各地の教育委員会などに「児童生徒の携行品に係る配慮について」という事務連絡をだし置き勉を推奨しています。しかしながら、「置き勉」を認めている学校もあるようですが、盗難やいたずらをされる可能性もあることから「置き勉」を禁止している学校もあるようです。
学力維持や向上のための宿題は賛成ですが、将来の日本を担う子供達の健康のため、持ち物の軽減及び「置き勉」についての早急な対策をお願いいたします。
(改善対応例)
・紙ベースでの宿題でなくタブレット端末で行う
・重いランドセルをやめ、リュックサックにする
・キャリーバックにする(補助性製品あり)
・教科書の持ち帰りの削減
・置き勉を行う
・学校推奨とする製品等のアナウンスがあれば周りに気にせず使いやすい
手紙への回答
この度は、小学生の持ち物に関する町長への手紙をいただき、誠にありがとうございます。
さて、お手紙にある内容について教育委員会に確認したところ、2018年9月の文部科学省からの通知「児童生徒の携行品に係る配慮について」は、当時各校に周知をしており、現在、「置き勉」については、各校や地域の実態に応じて実施しているとのことです。
しかしながら、その中では、保管場所の確保や安全面等から、日常、置いておけるものには限りがあるといった声があることを聞いています。教育委員会では、改めて、携行品に係る配慮について各校に確認し、必要性を考慮して子供たちの過度な負担とならないよう改めて周知するとのことです。
なお、〇〇様のお手紙にございます、ランドセルではない軽量のリュックサックなどの活用につきましては、町内の小学校においてはランドセルの使用を定めるルールはないことから、学校にご相談いただければと存じます。
町としましては、引き続き、教育委員会と協力して、子供たちが安心して学校生活を送れるような環境づくりに取り組んでまいります。
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