東洋不動産前交差点に信号機を!(2021年3月31日)
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手紙の内容
信号機の設置のことなので、本来は杉戸警察署にお願いするのが筋だと思うのですが、町の都市計画や整備計画等に関わることなので、まず町役場で検討していただきたいと思います。
そして、総合的な判断と設計で警察署への信号機設置要請をお願いします。その場所は、東洋不動産(中央三丁目8)前の(4つの横断歩道を含む)斜め交差点です。
設置して欲しい信号機は、歩行者用の押しボタン式信号機ではなく、進修館前交差点の信号機と完全に同期できる機能のある信号機と関連装置です。
《理由》
道路交通法第38条第六節の二の(2)では、横断歩道手前での車両の一時停止について、「歩行者が横断しようとしている、・・・」ということを条件の1つにしていますが、この規定は当たり前のことのようで、実際には微妙で意外に難しいと思います。
そのことを毎日感じるのが、横断頻度の高い東洋不動産前の“斜め交差点”(85号線上)の横断歩道です。
例えば、連なる車列の先頭車両の運転者が、前方の歩行者が横断する可能性を考えて停止したとします。その時、その歩行者は(自分のために)車が停止してくれたことに気づいていません。一方で、反対方向からの車両の運転者には、「今すぐに横断する意思はない!」と感じられるのか、一時停止せずにそのまま通過し、後続車も数台通過します。その後、歩行者も気づいて横断を開始します。その間、最初に一時停止した車両とその後続車は、もちろん一時停止したままです。
この町の中心部での日常の光景で、特に危険な光景でもありません。幸い無茶な運転をする方を見かけることもありません。宮代町がのどかである証なのかも知れませんが、この町で一番心配な横断歩道だと思います。
根本的な原因は、道路の斜め交差にあると思いますが、横断者の安全を運転者の判断に頼るには、心配な交差点だと思います。
そこで、進修館前交差点と同期した信号機をこの交差点にも設置して欲しいのです。歩行者の安全・安心とともに、安全で円滑な85号線の流れを維持するためにも役立つはずです。
最近、85号線少し北寄りで、カーブの途中にある新間豆腐店前での歩行者の横断が増えています。横断歩道まで行くのが面倒なのかも知れませんが気になる動向です。この交差点についても、是非、先を見通した効果的な対策をお願いします。
手紙への回答
この度は、大変丁寧な町長への手紙をいただきありがとうございます。
交通信号機の設置につきましては、全国的な設置基準を警察庁が「信号機設置の指針」として定めており、その指針をもとに都道府県の公安委員会が設置等の検討を行っております。
指針には複数の必要な条件が示されており、その中に「隣接する信号機との距離が原則として150メートル以上離れていること」「歩行者が安全に横断待ちをするために必要な滞留場所を確保できること」等の条件がございます。
ご指摘の箇所はこれらの条件を満たしておりませんので、交通信号機の設置は難しいのではないかと思われます。
また、仮に信号機が設置された場合には、信号待ちをする歩行者の安全や、隣接する信号機の間隔が狭いことから自動車運転者の誤認や右左折車両の信号機見落としによる事故、信号機が近接してしまうことによる新たな渋滞の発生等も懸念されてまいります。
しかしながら、〇〇様のご提案にもございますとおり、歩行者の安全・安心及び安全で円滑な交通の流れを維持するためには総合的な判断が必要とも考えております。
こうしたことから、今回いただきましたご要望につきましては、貴重な情報として所管の杉戸警察署へ提供させていただきます。貴重な情報と丁寧なお手紙ありがとうございました。
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