避難所開設実働訓練フィードバック講演会を行いました。
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職員が避難所開設実働訓練を振り返りました。
町では、12月17日(木)進修館小ホールにて、避難所開設実働訓練のフィードバック講演会を行いました。
10月18日(日)に宮代町では、職員を対象とした避難所開設実働訓練を実施しました。その後、職員や参加者から課題等を抽出し、訓練当日参加していた防災士の二崎博美氏を講師として迎え、第1部、第2部に分かれ、訓練に参加した職員31名と町長、副町長、教育長を対象とした講演会を実施しました。
二崎講師は、避難所の課題等を述べ、過去の災害の事例を基に講義が行われました。
熊本地震では、直接死よりも災害関連死が多く、要因としては、避難所のトイレへ行きにくいための、エコノミークラス症候群のためであり、その要因となる、トイレ問題は避難所開設する上でも大きな課題となり、宮代町の広報11月号でも災害用トイレについて周知をしたところです。
今回の訓練では、新型コロナウイルス等感染拡大防止のため、防護服を着て対応をする職員もいましたが、防護服は簡易的なものでも構わないが、手袋と防護服の間等は養生テープ等でしっかりと止めることを注意してほしいとのことです。そして、避難所の密を防ぐため、安全な場所にいる人は、避難所へ来る必要がないということも認識することが重要です。避難しなくてはいけない方の受け入れが困難になってしまいます。
町で災害への準備することはもちろん、住民への周知をし、全員の意識を高めることが大切ということです。
さまざまな観点から課題を抽出し、充実した講演会となりました。二崎氏は、「防災とはアイディア勝負というところもある。いかに柔軟な考え方で災害対応をすべきか。また、空振りは許されるが見逃しは許されない。」とおっしゃっておりました。職員は、「職員だけの避難所運営は困難。自主防災組織を始め、各団体と協力した委員会方式の運営が必要である。」との感想です。
今後も訓練や研修会などを通じて職員の災害時の対応力向上に努めていきます。

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