避難所開設実働訓練を実施しました。
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感染症対策を施した避難所開設実働訓練を実施しました
令和2年10月18日、職員を対象に感染症対策を施した避難所開設実働訓練を実施しました。新型コロナウイルスによる感染症が流行し、イベント等が軒並み中止になっておりますが、災害は必ずやってきます。そこで、感染症が蔓延している中で災害が発生した場合、いかにして避難所を開設運営していくのか、課題を抽出するために実施いたしました。
訓練は、大型の台風による水害を想定し、役場庁舎を災害対策本部、進修館と須賀小学校、百間小学校の3ヶ所を避難所としました。参加者は、本部と避難所運営班の職員のほか、自主防災組織の方にも避難者役としてご協力をいただき、合計100名による訓練となりました。まず、避難者が避難所に入る前に、防護服を着用した職員が検温と消毒を行い、問診リストを使い避難所内にウイルスを持ち込まないようにしました。体調不良の方には、健康者とは隔離された専用スペースを設置しました。また、避難所内では、健康者と感染の疑いがある方との動線が交差しないように対応したほか、受付時の表示やパーテーションテントなどの備品を使用し、ソーシャルディスタンスを保持しました。地区防災でも感染症対策に努めていただけるよう、自主防災組織によるパーテーションテントの組み立て訓練も行いました。
災害対策本部と各避難所をタブレットで結び、本部でも避難所の様子を映像で確認しながら、適確に指示ができるようにしました。河川の氾濫を想定した訓練では、本部長がタブレットを使い避難指示を発令し、各避難所において高所避難を行いました。参加者からは、「避難者が殺到したとき、感染症対策がどこまでできるか難しい。」、「動線を分けることを徹底し、避難所にウイルスを持ち込まないようにすることが大切。」などの声をいただきいました。今後は、参加者からの意見をいただき、訓練に参加した二崎防災士と検証してまいります。新しい避難訓練の形として、訓練を無事実施することができました。今後も感染症と向き合いながら、災害に備えていきましょう。
当日の訓練のようす

訓練実施中

訓練のようす

災害対策本部

災害対策本部のようす

検温のようす

消毒のようす

問診リスト、感染症への注意

通信機器

パーテーション

パーテーションを立てる

高所避難のようす

配食のようす
感染症対策

ソーシャルディスタンスをとる表示

防護服

ソーシャルディスタンスを保ちながら並ぶ
お問い合わせ
宮代町役場くらし安全課危機管理担当
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