第2回稲作講座開講しました!
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第2回稲作講座(水稲の後期管理)を開催しました
圃場検討会 ~稲の生育状況を確認~
7月4日(土)、令和2年産の第2回稲作講座を開催しました。これは3月に開催した第1回に続くもので、埼玉県春日部農林振興センター農業支援部の新井良彦専門員を講師に迎え、講座の前半の圃場検討会では、当日参加した受講者全員(8人)の田んぼを巡回し、田植えから2ヵ月程経過した稲の生育状況を調べました。
丁度中干しの時期を迎えていますが、今年は連日のように梅雨空が続き、厳しい気象条件の下での米づくりとなっています。田んぼでは、葉色板(カラースケール)を使って稲の葉色の診断を行い、間もなく出穂期を迎える稲の栄養状態を確認しました。
圃場検討会の様子
葉色板を使用した葉色診断の様子
茎をさいてみると幼穂(お米の赤ちゃん)ができていました。
適切な穂肥、水管理を!
後半の講義では、「水稲の後期管理」をテーマに、近年は生育期間(登熟期)の高温を原因とする米の品質低下、いわゆる高温障害の発生が問題となっており、その対処方法や収穫直前までに至る過程での水管理など、後期段階における栽培管理のポイントについて学びました。
これから稲の生育で最も大切な出穂期を迎え、光合成によって籾の中にでんぷんが蓄積され玄米が形成されていく時期となっていきます。梅雨空の天気が続く中、今後の栽培管理上では、「稲の栄養不足にならないよう、適切に穂肥を行うことで稲の光合成を助けること。間断灌水を行って根からの栄養分の吸収を促すこと」などを再確認しました。
8人が参加しました!
新井良彦専門員
講義の様子
次回の講座では
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