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あしあと

    人権それは愛6月号ー同和問題について考えるー

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:13922

    同和問題について考える ~我が国固有の人権問題の解決に向けて~

     同和問題とは、日本社会の歴史的過程で形作られた身分差別によって、一部の人々が長い間、経済的・社会的・文化的に低い状態に置かれることを強いられ、同和地区とよばれる地域の出身であることなどを理由に、結婚を反対されたり、就職時に差別を受けたりするなど、基本的人権の侵害に関わる我が国固有の重大な人権問題です。これらの問題解決を図るため、国と地方公共団体では昭和44年から33年間にわたり、地域の改善対策を行ってきました。
     しかし、今でも全国の同和地区の情報をインターネット上へ掲載し、差別を助長するような事案や、同和問題を口実に不当な利益を求める「えせ同和行為」等の事案が起こっています。これらの行為は、これまでの同和問題の解決に向けた取組みを妨げる決して許されないものです。
     このような社会情勢を背景に、平成28年12月に「部落差別の解消の推進に関する法律」が施行され、地方公共団体では部落差別の解消へ向けて、啓発・教育事業としてさまざまな取組みを行っています。
     私たち一人一人が差別のない社会を実現していくためには、同和問題を真剣に考え、正しい理解と認識を深めていく必要があります。

    お問い合わせ

    宮代町役場 教育推進課 生涯学習担当
    電話: 0480-34-1111(代表)内線431 ファックス: 0480-34-4152