埼玉県農業会議永年勤続農業委員表彰を受賞しました。
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埼玉県農業会議永年勤続農業委員表彰を受賞
令和元年6月27日、埼玉県農業会議において永年勤続農業委員等の表彰式が開催されました。宮代町では、折原昇氏が永年勤続農業委員(農業委員として平成16年度から平成23年5月までの7年2か月間、農業委員会会長として平成23年6月から平成31年3月までの7年10か月間、通算15年間)として表彰されました。

遊休農地解消活動に尽力
農家の高齢化に伴い、所有する農地を管理できないことで遊休農地化することが多くなり、営農環境の悪化が課題となっていました。そんな中、平成16年に宮代町において、国民体育大会のアーチェリー会場となることが決定し、農業委員会として国体開催に何か貢献できる取り組みができないかと検討がなされました。
そこで、アーチェリー会場周辺の遊休農地を解消し、草花を植えることで会場にお越しになる全国の関係者を歓迎する雰囲気づくりをしようと農業委員会の中に遊休農地解消研究会を設置し、平成15年から遊休農地解消活動の取り組みをスタートしました。
この取り組みは国体後も継続され、折原昇氏は中心的な役割を担い、15年間の取り組みにおいて、町内の遊休農地約8ヘクタールの解消に尽力をされました。

平成29年度全国農業会議所会長賞を受賞
平成29年5月29日(月)、平成29年度全国農業委員会会長大会(文京シビックホール:東京都文京区)において、第9回耕作放棄地発生防止・解消活動表彰式が行われ、宮代町農業委員会は、全国農業会議所会長賞を受賞しました。
全国農業会議所会長賞は、全国で6団体が受賞。宮代町農業委員会は、平成15年度から取り組んできました遊休農地解消活動と、解消活動により再生した農地を新規就農者等の担い手の新たな圃場として引き継ぐ取組みが、耕作放棄地解消に貢献したと認められました。
全国農業会議所会長賞受賞記事 http://www.town.miyashiro.lg.jp/0000005997.html


各地からの視察を受け入れ

平成最後の遊休農地解消活動
平成31年3月13日、大字和戸地区と字中地区において、平成最後の遊休農地解消活動を実施しました。
大字和戸地区は、297平方メートルと比較的小さな農地でしたが、隣接する農地においてネギの栽培を行っていることから、今回の農地を遊休化を解消後、借り受けることで、圃場の形が良くなり耕作しやすくなります。また、別の隣接した農地からも貸し出しの申し出の相談があり、より広い圃場が確保できそうです。
この農地は、相続が発生し、農業委員会において事務手続きの際に農地の貸し出しのお声掛けを行ったところ、快くお貸し出しをしていただき、取り組みが実現しました。貸し出しを希望される方は、ぜひ、農業委員会にご相談ください。


お問い合わせ
宮代町農業委員会(宮代町役場 産業観光課 農地調整担当内)電話: 0480-34-1111(代表)内線268 ファックス: 0480-34-1093