良質米の生産を目指して(稲作講座を開催しました)
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第3回講座を開催
10月20日(土)、JA南彩宮代支店で稲作講座(第3回)を開催しました。これは、「これからは自分が中心となって米づくりをやっていかなければならない」という稲作農家の後継者や「一度初心に戻って米づくりの技術的な話を聞いてみたい」という稲作農家の方を対象に、全3回のカリキュラムで町とJA南彩との共同事業として実施しているものです。
30年産の成果(今年の米づくりを振り返って)
3回目(最終回)の今回は、引き続き、JA全農さいたま営農支援課の福田和明技術参与を講師に迎え、「宮代町の米づくり‐30年産の成果‐」をテーマに、今年1年の米づくりを振り返りました。
玄米の成分分析
受講者の皆さんが持ち寄ったお米のサンプルの成分分析(食味分析と整粒歩合等)結果を基に、美味しいお米の基準となる要素(アミロース〈ねばり〉成分やたんぱく質含有量)について科学的な視点に立ったポイントを学びました。
また、温度センサー写真による診断では、「29年産食味ランキング(日本穀物検定協会)」で「特A」を獲得した埼玉県育成の奨励品種「彩のきずな」が暑さに強い品種であることの要因が紹介されました。
次年産対策
稲作講座を受講して
稲作講座を受講した方からは、「今まで親の見様見真似で米づくりをしてきましたが、改めて稲作の基礎を学ぶことができました」「圃場見学がとても良かった。稲の生育状況を診断してもらって参考になりました」「詳しい説明をしていていただき、すぐに実践したい」などの感想が寄せられました。
次年産の稲作講座は来春開講の予定です。
お問い合わせ
宮代町役場産業観光課農業振興担当
電話: 0480-34-1111(代表)内線262、263、266(2階14番窓口)
ファックス: 0480-34-1093
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