東洋大学出張講座「日本の昔話考」再発見!日本の昔ばなし~日本の昔話はこんな意味もありました~
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日本の昔話~「桃太郎」を読み解こう!~
10月14日、図書館ホールにて「日本の昔話考」再発見!日本の昔ばなし~日本の昔話はこんな意味もありました~が開催されました。この講座は、日本の昔話や民話に込められたさまざまな思想や文化、歴史や地域性などを読み解いていくもので、東洋大学の講師派遣事業を利用したものです。今回は、日本近代文学を専門とされている東洋大学ライフデザイン学部教授の髙橋直美氏による桃太郎の読み解きが行われました。
講座では、桃は中国・日本において古くから魔除けの象徴として歴史があるとのこと。また、古代の中国では孫悟空や七夕とも関連があり、日本でも各地方で魔除けの矢として活用されていたそうです。
さらに、桃太郎の始まりは主に江戸時代とされているそうですが、地方や語る側の時代によって多くの説があり、読み解くことで民俗を知る手掛かりになるとのことでした。
桃太郎はなぜ桃から生まれたのか、なぜ犬・猿・キジを連れていたのか、背景を知ることができ、参加者の多くが一般的な内容とは違った日本の昔話の趣を実感できた時間となりました。
広報サポーター 高橋秀樹

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